2015/05/23
特大のツチガエル

昨日のオマケから

ダイサギ 飛んでいるところはなかなかきれいに撮るのが難しい

のぼみ~のワクチン注射に行ったが、あまりに混んでいたので出直すことにした

で、本日のハイライトはこれ
プチ池に特大のツチガエルがいた。
これはでかい。周囲のトウキョウダルマガエルよりずっとでかい。ツチガエルは小さなカエルなんだけどね。
お腹も膨れている感じ。♀だろうな。卵産まないのかな。
ツチガエルの卵は見たことがない。目立たない産み方をするのよね。
で、オタマから変態までがやたら時間がかかる。オタマのまま冬を越すのもいるから、田んぼを完全に水抜きする農法になってからは生息数が激減した。昔はあたりまえにいたカエルなのだが。
越冬組のオタマは相当な大きさになる。春先、水たまりの泥を掬ったら巨大なオタマが出てきた、なんていうときはたいていツチガエルのオタマだ。
面白いもので、成長しきったカエルの大きさと変態直後のカエルの大きさ、あるいはオタマの大きさは概ね反比例する。
ツチガエルやアマガエルなど、小型のカエルのオタマはでかくなる。ヒキガエルのオタマは小さいし、変態直後も驚くほど小さい。

地面にまでカメラを下げて撮った。喉のあたりが白くない。白いのはヌマガエル
午後、X90でモリアオが産卵しそうな沼を3か所回った。
最初は根室の某所。ここはだいぶ前に見つけて、これはもうモリアオが棲みつくしかないっしょ、という雰囲気バシバシの場所なのだが、何度チェックしても産卵が確認できていない。いないのかなあ……。
次は先日、卵塊が水面に落ちているのを見つけた某所。一気に産卵しているのでは……と思ったが、むしろ減っていた。水面に落ちた卵塊は完全に溶けてしまったか、魚に食われたのだろう。ほんの1つ2つ、辛うじて残っているのを確認。
ここは多分、6月に入ればもっと産むような気がするので、また来なくては。
最後にマムシ沼も覗いてみたが、全然。ここは引っ越して来て以来ずっと見ているので、いないのが確定だなあ。残念だけれど。

根室の某所。遠くも確認できるようフジのX-S1を持っていった

これもX-S1で撮影。こんなにモリアオっぽい場所なのになあ……

これはStylus1で撮影。色の階調の深さが違う

6月にもう一度来てみようと思うが、いないのかなあ、やっぱり

猪倉の堰堤に。X-S1で卵塊らしきものを撮る

ビニールゴミみたいにも見えるが、先日は同じようなのがいくつも確認できたので、モリアオがいるのは間違いないと思う

ゴミが多いのはしらける

一昨日来たときより少し水位が下がっている

マムシ沼

ここもいてもいい環境だと思うのだが、いない
家に戻り、せっかく久々にX-S1を持ち出したので、わりと近い距離でのドアップ撮影でStylus1とどんな違いが出るのか、カエルを相手に試してみた。

X-S1
1/180秒、F5.6、ISO 1600、90.40 mm

Stylus1
1/250秒、F2.8、ISO 400、64.30 mm(300 mm相当)

X-S1

Stylus1

Stylus1(トリミング)

Stylus1
オオカミ池も方舟も平穏。
カエルを卵からずっと見続けて分かってきたことのひとつは、水温がすごく重要だということ。
一見、ものすごくいい環境に見える沼にカエルがあまりいないことがあるが、そういう沼はたいてい杉林の中で一日中日があたらず、水温が低い。
沢の水が流れ込んでいるような場所ならなおさら水温が上がらない。
水温が上がらないとオタマがなかなか成長できず、変態してしっかり体力がつく前に冬になってしまう。
マムシ沼にモリアオがいないのもそういう理由からではないだろうか。
かわず庵の庭では、方舟が陽当たりの悪い塀際で、他の池より水温が低い。同じ時期に生まれても、方舟のオタマだけは成長しきらずに死んでしまうことがある。
来季は、板池のところを拡張して、日当たりのいい少し大きめの池を造ろうかな。
主にサトアオのために。
オマケ

XZ-10で
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のぼみ~日記の写真は主にオリンパスXZ-10で、他にオリンパスStylus1、ソニー NEX-5R+SONY 50mm/F1.8 OSSなどでも撮っています

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