のぼみ~日記 2015

2015/03/22

日曜のお昼のみ開く幻!?の蕎麦屋 たつみ (日光市水無)

日光クリック(https://nikko.click/)の第3弾は土沢近郊にしようと思っているのだが、土沢周辺のクリックアイテム?がちょっと少ない。
こないだ目星をつけたそば処「楓」も、薫風堂の前の「無垢里」も、日曜日はお休み。日曜日に一人で入ってもよさそうなお店、土沢あたりにないかしら……。
……と、最近更新されたっぽいGoogleマップを眺めていたら、日光街道沿いに「たつみ」という食事処マークを発見。
あんなところに蕎麦屋があったかなあ……。気づかなかったなあ……。

検索したら、またまたふぃふぁ山荘さんのリポートを発見。
なになに? 日曜だけ開いている? それじゃあまず気がつかないわなあ。
で、報告日時は2012年3月9日となっている。3年前だ。
3年も前に「日曜だけ」ってことは、今はもう消滅しているんじゃないだろうか。まあいい、駄目元で行ってみるか。

……というわけで行ってみた。
店に着いたのは11時45分。
ここは最近バイパスが開通して、たつみが面していた旧道は、今は通行止めになっている。
店の前の道にはすでに何台も車が停まっている。
僕の前に店に入っていたのは2家族、子供も入れてざっと10人くらい。
家族連れは座敷の両脇に陣取ってくれていたので、煩わされることもなく、テーブル席を独占できた。
でも、おかげで蕎麦が出てくるまではだいぶ待たされた。30分弱というところか。

新道ができるまではここが日光街道で車が行き交っていたが、今は通行止めになっていて駐車場状態に


日曜の昼しか開いていないので、どうせフリの客は入らない。であれば店の前が静かになってよかったのでは?


カウンターは板張り、竹張りできれいに仕上がっているのだが、ラッセンの絵のジグソーパズルやら
招き猫やらタヌキやら七福神やらあげくは笑点の人形までごちゃごちゃと並んでいて、カオスな雰囲気


メニューはシンプル。うどんもうまそうだが、当然そばを頼む。会津高原産の辛い大根おろしで食べる「高遠そば」を注文


保科正之が会津転封の際に一緒に連れて来た蕎麦打ち職人から続く伝統の蕎麦は、正之が初めて藩主となった高遠藩に由来して「高遠そば」と呼ばれ、福島県会津地方に根ざしてきた。(Wikiより)

……だそうですよ。
高遠藩の保科正之の名前は、高遠石工・小松利平が福島に流れてきて居着いた物語を発掘したとき以来目にした。高遠から福島に、石工の技術だけでなくうまい蕎麦も伝わってきたのね。実に感慨深い。

窓から外を見る。通行止めになって通らなくなった道路は駐車場代わりになっている


壁を見ると……


蕎麦はやっぱり会津産だね、と、自信を持っているのが分かる。うん、僕もそう思う


今回は待ち時間がけっこうあったので、カオスな置物の数々を眺めていた


招き猫の隣は七福神。その上は笑点メンバー。鶏、猫、鬼怒川温泉のホテルパンフレット……


円楽師匠がやっていた頃のだね


タヌキタヌキタヌキ……ネコネコ……ちゃんとした熱いお茶が出てくるのが嬉しい


ようやく来ました~


会津産の蕎麦粉で打った蕎麦。意外と白い



見た目はソフトだが、しっかり蕎麦の旨み・甘みがのっている。極上の蕎麦に久々に出会った感じ。この味と腰は、ごつい歯ごたえを愛する人、つるつる喉越しすっきりを愛する人、どんな蕎麦好きにも好まれるだろう。絶妙のバランスとはこのことか。つゆはやや甘めだが、甘ったるい甘さではなく、これまたこの蕎麦にはよく合う。
女将が「わさびは入れないほうがいいです」とアドバイス。せっかくの辛み大根の味が打ち消されてしまうからかな。
結局、ワサビは使わず、大根おろしは全部汁に入れてしまった。辛いけれど嫌みな辛さではない。
そば湯ともうまく合う。

う~ん、満足。
源平と双璧をなすかもしれない名店発見か。それにしても、日曜日だけとは……。念のため、女将に確認してみたが、やはり日曜だけだとか。しかも「早いときは昼過ぎにはもう終わってしまうことがあります。すみません」とのこと。
このお店、日光クリックに収録必須だが、日曜のお昼を挟んで2時間くらいしかチャンスがないとなれば、クリックポイントは相当高いなあ。


日光クリック そばうどん たつみ
住所 日光市水無598‐2  電話 0288‐26‐3742
時間 11:30~ 蕎麦がなくなり次第閉店
定休日 月~土(要するに日曜のお昼のみ営業)



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