のぼみ~日記 2015

2015/03/21の4

かわず庵のクロッカス

結構遠くまで回ったが、天気もよかったので車ではなく涼風号MarkIIで行けばよかったと後悔。
夕方、運動不足だなと思って、箱の森までの最短コースを探るために家を出た。
出ようとしたら、かわず庵の玄関横にある小さな花壇(ここはほとんど陽が当たらない)にクロッカスが一輪顔を出しているのを見つけた。
植えた覚えはないので、前からあったのだろうが、初めて見るような気がする。
思えば、去年の今頃は大雪で、玄関前は陽が当たらず、ひと月近く数十センチの雪に埋もれていたのだった。
今年は雪こそないが、この場所は寒くて冬は霜柱が絶えないし、今も一日のうち、ほとんど陽が当たらない。よくまあ生き延びているなあ。けなげ。

この紫色はデジカメではなかなか再現が難しい。Stylus1で撮影


オートWHではどうしても赤味が足りないので、WHを日陰モードにして撮ったら実際の色に近くなったが、今度は背景の枯葉が赤すぎるような……

その後、涼風号MarkIIでコッソリープの点検、用水路(U字溝)の枡にたまった水の中でアカガエルが産卵していないかチェックしながら、箱の森方向へ。
アカガエルの卵はまったく見あたらない。カエルの姿もまだ見ない。昨夜、一瞬、家の外で声がしたような気がしたが、気のせいかもしれない。
ここより標高が高く、もっと寒い川内村でさえ、アカガエルは3月後半には産み始めていたのだがなあ。
今産んでも生き残れないと学習しているのか、それともアカガエルが絶滅寸前で、そもそも子孫を残すためには絶対数が足りないのか。
ちなみに去年は大雪であまり参考にならないが、一昨年の日記を確認したら、アカガエルの卵をU字溝の枡から救出したのは4月半ばだった。
アカガエルとしてはぎりぎりまで待って産んだのだろうが、田に水を引く前に、U字溝の清掃のため、一気に水を流して沈殿物は全部川にはき出すから、そのときに卵も全部川に出てしまい、まず生き残れない。
アカガエルが絶滅危惧種になっていくのも無理はない。


初めて通る道の脇で、湿地を発見。1年中こんな感じであれば、ヒキガエルとかが産みそうな場所だが……


箱の森の方向に続く道。初めて通る


夜、スムースSHOKA改め「新唱歌」プロジェクトの続きをやっていた。
一曲、メロディとコード進行が大体できたので、ラフのオケを作り始める。
今回は、こないだ知ったiOS用のアプリiRealProにコードを打ち込み、それをイメージに近い演奏スタイルで再生させてみる。こんな感じかなと決めたら、MIDIに吐きだして、そのMIDIをMacに入れてLogicに読み込ませる。
うまくいけば、コードネームを書いただけでラフのリズムトラックができあがっているはず……という目論見。
これはびっくりするほどすんなりいった。
iRealProで吐きだしたMIDIコードをMacで実行すると、自動的にLogicがピアノ(Steinway Piano)とウッドベース、ドラムセットのトラックができあがった状態で立ちあがった。
まあ、このままでは機械的な演奏すぎるのできっちり直していかなければならないが、ギターを入れるためのリズムオケトラックができあがっている状態だと思えば、ものすごく時間短縮できる。

しかし、しおしおの気力を振り絞ってMacに向かおうとしたらこのありさま↑で、萎える萎える。
助手さんが留守で、部屋から出すといつまでもドアの外で泣きわめき、ガリガリやっている。仕方なく入れると、邪魔し放題。ようやく静かになったと思うとこれだもの。

今日のオマケ

↑3月19日のNewsザップ(BSスカパー!)より。

「シビリアンコントロール」というと安心の象徴みたいに語られるけれど、必ずしもそう単純ではない。
日本では、第二次大戦までの経緯が「軍部の暴走だった」ということで、シビリアンコントロールがいかに大切かということを教科書で教え、テストもそう書けば正解になるが、歴史上、市民や背広組(政治家や官僚)が盛りあがって始めてしまったような戦争はいくつもある……という話。
例えば今の日本では、自衛隊の制服組はやりたくないと思っていても、背広組(官邸とか)が制服組の意向を排除して戦地へ行けと命じるような状況が生まれるかもしれない。
……なるほど! と思った。


のぼみ~日記は、動画も含めて、主にオリンパスのXZ-10とStylus1で撮っています
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のぼみ~日記の写真は主にオリンパスXZ-10で、他にオリンパスStylus1、ソニー NEX-5R+SONY 50mm/F1.8 OSSなどでも撮っています


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