2013/03/09の2

高知へ(その4) 土佐の「おきゃく」


ホテルに荷物を置いてから、夜の「懇親会」へ。
事前に「高知に来たら おきゃく を堪能してください。きっと驚かれますよ」と言われていたのだが、なんのことだかよく分からなかった。
高知ではお客さんをもてなすことを「おきゃく」というのだろう、と思っていたのだが、ちょっと違うようだ。
詳しくは⇒ここ を参照。
イベントとして始まったのは2006年で、今年が8回目だそうだから、まだまだ新しい。

そのメイン会場ともいうべき公園へと案内される。
どこかの料亭が設営している有料エリアへ。
和服のお姉さんたちが元気よく?というか力強く??接待してくれる。
しばし、その波の中に身を委ねつつ、不思議空間を堪能?


ステージではハンバーガーの早食い競争をやっている最中


和服のお姉さんたちが頑張っている


お座敷遊びというのもやらされた。これは「べろべろ」というらしい。べろべろになるまで酔うからだろうな。
詳しくは⇒ここなどに解説がある。
コマの形のサイコロ、天狗、おかめ、ひょっとこの杯がワンセットで、「べくはい」というらしい。
飲めない人には辛い辛い遊び。

接待係のお姉さんたちも、片時もビールを手放さない。これが土佐流か


ものすごい人


これだけ集まっていても、酔いつぶれる人、バカ騒ぎしている人はいない

ところで、今回の講演会を最初に提案した永野さん、主催した高知ソフィア会(宗教団体と間違われることがあるらしいが、要するに上智大学OB会の高知県部会)の会長・岡内さん、広報から会場手配などなど八面六臂の活躍をした川戸さん、この3人が全員AB型。
朝、会場に集まっていたこの3人と一緒に控え室にいたとき、ここにいる4人全員がAB型だね、という話になった。
人が4人集まって、その全員がAB型だという確率は1万分の1ではないか? と。
淡泊、ドライ、合理的、自分のやり方を曲げない、マイペース、正義感が強い……そういうAB型気質が4人分集まると、なんとも面白い雰囲気になる。
滅多に味わえない空気だった。

料亭が設営した貸切スペースは第一部、第二部という入れ替え制のようで、第一部の時間が終了。
喧噪から離れて、「静かな場所で呑み直しましょう」と会場から連れ出された。
どこかお店に行くのだろうと思ってついていく。
「はりまや橋はもう見ましたか?」と言われて、「いえ、まだ……」ともごもご答える。
はりまや橋って、聞いたことはあるけれど、どういうところだか知らない。有名なの?
そもそも高知にあったの?
……なんてことを言える雰囲気でもなく……。
今、これを書きながら、Wikiの「播磨屋橋」を読んでみたのだが、それでもなんだかよく分からない。
西日本方面のことにはとんと弱いわたし。


その「播磨屋橋」に向かってみんなで移動


これは1998年に造られたレプリカ。「日本3大がっかり名所」として有名なのだとか


これが本来の播磨屋橋だというのだが、欄干があるだけで、「橋」とはいえない


そこを過ぎて通りを渡って、播磨屋橋商店街アーケードへ。ここも「おきゃく」の真っ最中


決して広くないアーケードに、ずら~~~っと宴会の席が続いている


これは宮尾登美子の小説『陽暉楼』のモデルとなった料亭だそうだ
実はこれも名前だけは聞き覚えがあったが、中身は全然知らなかった


このページの写真はフジフィルムのXF1で撮っています

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