2013/01/07

年越してからの年末状



大晦日に作成した年末状、印刷所が5日まで休みだったので今日届いた。
オフセットだとさらに5日かかるので、即日仕上げのオンデマンド印刷に。

2013/01/08


助手さんを駅まで送った帰り道。家のそばで。男体山がよく見える


晴れた日の昼間はここが定位置のふたり。ふわ~~~


ふにゅっ


いつもの夕焼け風景。X-S1で


XF1で

2013/01/10

Finepics F30


フジフィルム Finepics F30で撮影↑

ガバサク読者のかたから「このカメラをぜひ使ってみてください」と、1台もらってしまった。
フジフィルムのF30というカメラ。
2006年5月発売で2007年2月に生産終了。仕様は⇒こちら
1/1.7型CCDに630万画素。レンズはf=8.0mm~24.0mm (35mmフィルム換算:36mm~108mm相当)で開放F値 F2.8~F5
7年前のカメラだけあって、いろいろなところが古めかしいのだが、1/1.7型に630万画素というのはちょうどいいバランスらしくて、状況によっては最新のデジカメよりきれいな写真が撮れたりすると評判の名機。
フジフィルムはこの少し前から「ハニカムHR」という独自の構造の撮像素子を採用していて(製造はおそらく東芝)、カメラ通の間では非常に評価が高かった。
他のメーカーがこの後、1/2型、1/2.3型のCCDに1000万画素以上詰め込むというひどい画素数競争に突入していった(CCDメーカーであるシャープとソニーあたりが画素数競争をしていった)結果、コンパクト機の画質はどんどんひどくなったと言っていい。
1画素あたりの面積がとれないため、階調が浅く、暗くてどよ~んとした画像の大量生産になる。
その階調の浅さを演算処理できれいに修整しなければいけないため、いわゆる「偽色」をたくさん作りだす。
映像エンジン(ソフト)の研究も日進月歩で進み、色数の少ない景色ではそこそこきれいな絵作りができるのだが、いかんせん、根本的に1画素が受け取っている光量が少なすぎるため、色数が多く、階調の複雑な風景などでは、なんとものっぺりした、魅力のない写真になってしまう。

1/1.6~2/3型くらいの撮像素子に600万画素、これくらいがいちばんよいバランスだと思うのだが、一度増やしてしまった画素数を元に戻す勇気というのがメーカーにはないのだろう。
カメラメーカーにはあっても、撮像素子を作っているメーカーがその気にならないとダメなわけだし。
X-S1やXF1(2/3型CMOS、1200万画素)を使っていても、無理な絵作りだなあ、画素数が多すぎるんだなあと感じることは多々ある。
このカメラをプレゼントしてくれた人は、F30だけでも中古で3台買っていて、今ではフジフィルムの600万画素機の虜だという。

F30 


XF1
↑同じ場面で、この前買ったばかりのフジフィルムの最新鋭モデル XF1 と撮り比べ。
F30のほうが発色やダイナミックレンジに余裕が感じられる。



このページの写真はフジフィルムのXF1とF30で撮っています

更新が分かるように、最新更新情報を年度別indexに極力置くようにしました⇒index

たくき よしみつ 新譜・新刊情報

新・マリアの父親

福島原発が爆発する20年以上前に発表された予言的な小説。
第四回「小説すばる新人賞」受賞作。改訂新版としてデジタル書籍で復活。

縦書きPDFバージョン(PCやブラウザから直接読む場合)⇒こちら

横書きePubバージョン(iPhone、iPod touch、iPadなどのiBooksで読む場合に推奨)⇒こちら

楽天kobo で購入の場合は⇒こちら

アマゾン Kindleストアでのたくき作品購入は⇒こちら

音楽アルバム『ABUKUMA』

iTunesストアで試聴する 『ABUKUMA』(全11曲)
7年間過ごした阿武隈に捧げる自選曲集。全曲リマスター。一部リミックス。新録音『カムナの調合』弾き語りバージョンも収録。
アマゾンMP3、iTunesストア、キメラなどから販売中。

⇒こちらからどうぞ
⇒ライナーノートはこちら





一つ前の日記へ一つ前へ    abukuma.us HOME    takuki.com HOME      次の日記へ次の日記へ

「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言

第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる

今すぐご注文できます 
アマゾンコムで注文で買う
⇒立ち読み版はこちら
裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。

第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

今すぐご注文できます 
アマゾンコムで注文で買う
⇒立ち読み版はこちら




↑タヌパックの音楽CDはこの場で無料試聴できます
Flash未対応ブラウザで、↑ここが見えていない場合はAmazonで試聴可能


ガバサク流が推すデジカメ フジ XF1 パナソニックLX7、LX5、ソニー RX100、フジ X-S1

詳しくは⇒こちら

たくき よしみつの本 出版リストと購入先へのリンク  デジカメと写真撮影術のことならここへ! ガバサク道場

  たくき よしみつの「本」 電子配信開始

狛犬かがみ - A Complete Guide to Komainu

狛犬かがみ A Complete Guide to Komainu

(バナナブックス、1700円税込)……  オールカラー、日英両国語対応、画像収録400点以上という狛犬本の決定版。25年以上かけて撮影した狛犬たちを眺めるだけでも文句なく面白い。学術的にも、狛犬芸術を初めて体系的に解説した貴重な書。
アマゾンコムで注文で注文


HOMEへ 狛犬ネット入口目次へ



.COドメインが人気! ドメインゲットコム   タヌパックスタジオ本館   ギターデュオKAMUNA   あぶくま狛犬札所60番巡り   日本に巨大風車はいらない 風力発電事業という詐欺と暴力
Google
abukuma.us を検索 tanupack.com を検索