07/10/01

ヤマメ……ねえ


人影を察知するとびゅ~んと逃げる

顔をよく見ると、サケ・マスの仲間だということがよく分かる

ヒレが3段構えでロケットのよう
翌日、撮影。でかい、速い、1匹見あたらない。どこへ行った?
3枚目の写真、ヒレが3段ロケットみたいに見える。魚のヒレって、こんな風に3段構えでついてるんだっけ?

頭隠して……の図

ヤマメに限らず、川魚を安易に放流してはいけないという話がある。
イワナの縄張りにヤマメを放すと、イワナの稚魚を食ってしまうからイワナが育たない。その逆も……だとか。
そうなのかなあ、と、確かめるために、WEBでいろいろ見て回った。
こことか、こことか、こことか、こことか。
しかし、調べていくうちに、全国いたるところで、イワナ、ヤマメ、アマゴあたりは無差別にばんばん放流されていることも分かった。釣り人を満足させるため、地域の漁協が率先してやっている。
もちろん放流するのは養殖した稚魚や成魚。これに養殖のニジマスなんかも加わり、もうなにがなんだか分からない状況になっているようだ。
イワナはヤマメより成長が遅いので、一緒のエリアでは、先に育ったヤマメに食べられてしまう、という。一方、イワナは悪食でなんでも食べるので、ヤマメのエリアにイワナの成魚が入り込むとヤマメを食べてしまう、ともいう。
多分、もっと複雑な理由から棲み分けができているんだろうと思うけれど、要するに上流側はイワナ、ヤマメは中流から下流にかけて、という棲み分けが自然にあったところに、ダムができて移動ができなくなったり、養殖された稚魚などが大量放流されて交雑が進んだりして、本来の棲み分けが崩れ、場合によっては古来種が絶滅する危機に瀕しているらしい。
昨日買ってきた「ヤマメ」は一体どこから仕入れてきたのだろうか。養殖物には間違いなさそう。
よく見ると、ヤマメ特有の模様はぼんやりしていて、もしかするとイワナあたりが微妙に交雑しているのかも。

いずれにせよ、カエルやオタマののんびりした風景を見慣れていた目には、相当違和感がある。
ダイナミックで、派手で、分かりやすいとも言えるけれど、趣味としてはオタマやカエルのほうが心が和む。
来年はオタマ専用の池をあと2つくらい造ろうかな。マツモ池をもともとの大きさまで掘り起こすと今の倍の大きさになる。あと、倉庫の反対側に落ちている雨樋の水を受ける形で、第4の池を造るというのもありかな。
第4の池はシュレちゃん専用、マツモ池はモリアオガエル優先、蟹池はヤマアカガエル用。山葵池はなんでもあり、用。その他、来年、天然岩魚の稚魚を見つけたときの保護用池も造りたいな。
池計画はどんどん広がるのであった。

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