阿武隈日記 07/05/27の1

どろんこでGO!

「御田植祭」があるから写真撮りに来れば? と情報が入る。
おたうえさい??
天皇家の新嘗祭に使う米を献上する農家として、村の秋元美誉(よしたか)さんが選ばれたのだという。
ふうん、そういうものがあるのだなあと初めて知った。
合鴨を使った無農薬農業をしている秋元さんのことは、ときどき話には聞いていたが、個人的に存じ上げているわけではない。タヌパック阿武隈を仲介してくれた不動産屋さんが、契約の前に村の中を案内してくれたとき、秋元家の前で一時停止して、「ここは村でも有名な農家で、私もここの米を毎年買っているんですよ」という話を聞かされたのが最初だっただろうか。
「農学塾」という話題でも、よくこのかたのお名前が出てくる。でも、よく知らないのだった。
9時からだというので、無理矢理目覚ましをかけて出かけたのだが、なんと情報が間違っていて「10時から」だとか。がっくり。
まだ誰もいないじゃん!!

まだ誰もいない会場


古式ゆかしく、機械ではなく、こんな道具でマス目をつけたらしい。後で秋元さんが挨拶の中で「○○さんが30年ぶりに××を使って……」と言っていたけれど、このことかしら。この器具の名称なんでしょう。「すじひき」?
本番前に、本日の主役たちが田圃を前に記念撮影。フィルム一眼レフカメラ2台と長靴で気合いが入る親戚?のカメラマンさん。こちらは軟弱にその様子を遠くから望遠で。

この子(お孫さん)も出演?予定だったのだが、眠っちゃってリタイアだったとか

このときはまだ、この白装束のかたが秋元さんご本人だと分からなかったのでした。
大辞林で「さおとめ」を引くと、
さおとめ ―をとめ 0 【《早乙女》/▽早▽少女】
〔「さ」は接頭語〕
(1)田植えをする女。[季]夏。《葛飾や―がちの渡し舟/一茶》

と出ていた。
お孫さんを抱いて、人生のよき日ですね。
にこやかに見守る村長ら、本日のゲスト。
本当の主役?である、苗が到着。品種は「ひとめぼれ」だそう。

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