阿武隈日記 06/05/05の3

いよいよ開演

観客は50人を超えた。総戸数が1000戸ちょっとの村でやるのだから、これは大変な数なのである。
天麩羅を揚げている最中に抜け出してきたという小松屋のご主人が開演前のご挨拶。
「元はやま保育所の最初の入園者が昭和××年で、最後の卒園生が今受付をしてもらっている……」
なるほど、そういう場所だったのね。
ほんと、古い建物は簡単に壊しちゃいけません。もったいない。

で、いよいよ開演
たらたら喋るたくき、聴いてない吉原センセ。いつものパターン。センセのツッコミがいつもより少なかったかも。
センセ、本番前にこっそり缶ビール3本あけちゃって、はやほろ酔い気分か。


市川さんを交えて「アドリブショー」のコーナー

佐藤センセ、本番になってもまだ「譜面が……」と往生際が悪かったものの、観客からも「え~? 譜面?」とブーイングが出て、ようやく開き直り、ちゃんと吹いてました。
吉原センセの弾き語りコーナー。甘い歌声と渋いスキャットに、会場も驚いたのでは?
たくきの弾き語りコーナー。開き直ってフォークおじさんをやってみた。ちょっとマイクの入りが弱かったのが反省点。
まさかのアンコールが出て困った。KAMUNAのナンバーはまだまだあるけど、吉原センセ用に譜面を持ってこなかった。クルマのトランクの中に取りに行くわけにもいかず、じゃ、市川さんも入ってなんかスタンダードナンバーでも……。『枯葉』?『Misty』? とごそごそ相談していたら、客席から『枯葉』という言葉に小さな拍手が起きたので『枯葉』をやることに。
こんな感じで、なんとか終了。あちこち反省点はあるものの(トリプルアクセルでこけるならまだしも、滑り出していきなり蹴躓くようなミスとか……(^^;;)、そこそこお楽しみいただけたのではないかしら。
あ~、ちかれたび。


一つ前の日記へ一つ前の日記へ    目次へ     次の日記へ次の日記へ

★タヌパック音楽館★は こちら

『デジカメ写真は撮ったまま使うな! ガバッと撮ってサクッと直す』(岩波アクティブ新書)  ご購入はこちらから