ガバサク日記 06/09/22

コマイヌバー

ウンコビル!
突然、「コマイヌバー」なるイベントにゲストとして呼ばれる。場所はあの「ウンコビル」。いつも首都高小松川線で渋滞にはまり、横目で見ているあの巨大な「ウンコ」がのっかっているお洒落なビル。
最寄り駅は浅草だったんですねえ。吾妻橋の麓にウンコビルはそびえ立つのでした。おお、隅田川。屋形船! 改めて間近に見るのは初めて。
それにしても、なんでしょうねえ。これは。すごいですねえ。
このビル、正式名称は「アサヒスーパードライホール」というらしい。あの銀色のビールのこと。ここの4階に「アサヒ・アートスクエア」というお洒落なイベントホールがあるのですね。そこに突然呼ばれて、本日は狛犬のお話と弾き語りをするという、なんとも予想のつかないお仕事。
右側がウンコビル。入り口が分からず、一周してしまった。
中はこんな感じ。これからリハーサルというのに、宅急便で送ったギターが届いてない。届けに来たものの、誰もいなくて持ち帰ってしまったのだとか。


しょうがないから、ウンコビルのトイレに入る。お、便器もお洒落ですね。カービング入り。
ちなみに小便器のほうはあまりに開放的で、本当にここでおしっこしていいのか? と悩むようなしろものでした。
まずはホスト役の二人バンド「コマイナーズ」のステージ。二人とも介護士。ベースとヴォーカルという構成で、ちょっとシュールで社会派でメルヘンチックな歌詞を無軌道に?歌い上げるという、ものすごいバンド?でした。
たくき登場で、まずは狛犬講座。
引き続き弾き語り。Martinがいい音していたと後で言われて、ちょっと嬉しかった。さすがは世界のMartinですね。
狛犬がちょこっと出てくるという短編映画『最後まで』が上映され、監督の宮良史野さんが壇上で解説。この瞬間まで、この女性が監督だとは知りませんでした。強面の男を想像していたのよね。
そんなこんなで、不思議な不思議な「コマイヌバー」は無事終了。こんなにお洒落で高級な空間を使わせてもらえるのだったら、もっとしっかり準備して、人もいっぱい集めてやりたかった。そのうちまた、ぜひ。ウンコビルよ、そのときまで待っててね。

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