阿武隈日記 05/02/06
まだ無事だった雑木林
締切に追われた1月後半。なんとか新刊(4月1日発売の青春出版社の新書)とよみうりPCの短期連載2回目の原稿を入稿し、ずっと気になっていた雑木林を確認しに阿武隈へ。
もうダメだろうと思っていたのだが、営林署からは「伐採はしない方向で話を進めている」とメールが来て、一安心。
でも、実際にこの目で無事を確かめるまでは安心できなかった。それに、今後どういう展開をしていくか分からないし。
上の写真の、左側の林は国有林。道を含め右側がタヌパック阿武隈の敷地。
道はすべてタヌパックの敷地内に入っており、完全な私道。
この雑木林、冬木立しかまだ見ていないけれど、新緑や紅葉も見たい。
この程度の隙間があいているのはちょうどいい感じ。
家の北側に位置しているので、日差しを遮ることもなく、むしろ北風よけになってくれる。
林の中についている足跡。多分、タヌキだろうな。
タヌキや野鳥にとっても、ここが丸裸になってしまうかどうかは大きな問題。
どんぐりがたくさん落ちている。リスはいるかどうか分からないけど、野鳥にとっても食料庫代わりになっているはず。
ウサギの足跡もあったから、ウサギの巣もあるかもしれない。
雑木林から見下ろすタヌパック阿武隈。
この位置から見下ろすと、本当にこの山の霊のようなものが、僕ら、とくにかみさんに語りかけてきたのかもしれないと思える。
夜は寒い。
零下何度だろう。とにかくものすごい寒さ。
今回は風が強くて、その代わり星もよく見えた。↓
2005年2月5日深夜。NIKON D70 F1.4 ∞ 15秒露光で撮影
倉庫の前は雪がガチガチに固まっていて、雪かきというよりは氷剥がしという感じだった。
到着時、クルマが入れられなくて、この数メートルを突破するためにチェーンを巻いた。
帰りは、今度こそノーマルタイヤに履き替えて帰りたいので、入れ替える。↓
実は、前回も出発してすぐ、やっぱりノーマルタイヤ&チェーンにしようと思い直して一旦戻ってきたのだが、タイヤが1本、どういうわけかペシャンコになっていて、仕方なく2本入れ替えたところで、また元に(スタッドレスに)戻して帰ったのだった。
原因はどうも、タイヤのバルブキャップらしい。キャップの裏側の小さなゴムみたいなものがずれて、虫(バルブの中のピン)を押していたようだ。それで抜けちゃったのね。パンクじゃなくてほっとした。
単純なパンクならまだしも、リムとの間に不具合があったなんていったら大変だった。
スタッドレスタイヤはなかなかいいのだが、ホイールがやはり今イチで、高速道路では100km超えると愕然とするくらいステアリングがぶれる。汎用のホイルは難しい。
今回はとんぼ返り。
帰りは遠回りして別のICから。一番近いICまでの山越えの道はあちこちに凍結した雪が残っているので、ノーマルタイヤでは無理だと判断してのこと。
この道は交通量が多い(といっても、田舎だからすれ違うクルマがある、という程度の多さだが)ので好きじゃないのだが、鳥居を見つけるとすぐに途中下車して狛犬を確認してしまうという……。
この神社(山神社)の狛犬は大したことなかったのだが、今回、帰り道で新発見があった。
ものすごい横風の中、対面交通ばかりの常磐道のはじっこを走行中、最初の店舗付きPAに、おいしい食堂発見。
毎朝ちゃんと港から魚を仕入れて料理している食堂。
ほとんど通行する車がないこんなところでも頑張っているんだなあ。
刺身定食、980円なり。中身はその日の市場での仕入れ状況で変わる。
他にもその日だけのメニューとかあって、楽しい。
これで980円は安いでしょ↑
味も申し分なく、毎朝仕入れているのは嘘偽りなさそう。
この日限定の「ふぐラーメン」というのもうまそうだったのだが、さすがに若くはないので、そんなには食えない。
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今日の放哉