2011/09/25の2
宮脇昭教授、川内村で二度目の植樹祭(承前)

10か国から人が集まった

なかなか存在感があったこのかた

ニシマキ師匠

あたしもちょこっとだけ

村長を激写する宮脇さん

だいぶ植わってきた

最後は萱を敷く「マルチ」作業

ふむふむ

スコップ回収

モデルさんみたいな微笑ね

ボケ&ニシマキ これも絵になる?

最後まで残って作業を続けていた宮脇先生
それにしても不思議な光景というか、微妙な空気のイベントだった。
村は「国がしっかり除染をしなければ戻れない」「これは国への脅迫状です」と言っている。
森林も20年かけて除染すると言っているが、これは木を伐るという意味。荒れた杉や松の林は放射能とは関係なく徐々に伐採して潜在自然植生の木々を植林し、元の雑木林に戻したほうがいいが、今ある雑木林まで除染だ除染だと号令をかけて丸裸にしていったら、山の保水力、滋養が奪われ、人間の生活、野生動物の生命を脅かす。
そういう話をいっぱい交わしたかったが、そもそもの雰囲気が微妙なこともあって、無難に終わってしまった感じだった。
せっかく世界から人が集まったのだから、なんかもっとディスカッションの場のようなセッティングがあってもよかったのではないかと思う。前夜にそういう場が設けられていたらもっとよかった。
無難に終わらせれば御の字というのでは、ここまで来てくださったかたがたに失礼ではないかと思う。
まあ、この微妙な空気こそ、今の福島を象徴しているものかもしれないのだが。
僕も、ここではもう少し石を投げかけてもよかったなと、今、反省しているところだ。
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