のぼみ～の成長ぶり

のぼるとみ～ちゃんを拾ったのは6月14日。もうすぐ３か月になる。そろそろ生後半年は超えたのだろうか。
拾ったときは片手でひょいっと掬い上げられるくらいの小ささ、軽さだった。
それが今はアメリカライオンを思わせる精悍なというか、ネコ科だ～と思わせる迫力というかなんというか。
これがジョンくらいの大きさだったらこっちの命が危ない感じ。
ネコパンチ一撃で重症を負いそうだ。

当初はのぼるのほうがみ～ちゃんの何倍もご飯を食べ、体重もすぐに増えた。み～ちゃんは性格からするとオスとは思えないほど甘ったれで、楽天的な性格。
次第に、のぼるはひとりで離れて寝ているのに、み～ちゃんは四六時中み～み～とつきまとって人間の膝の上に乗りたがり、指をいつまでもちゅぱちゅぱ。
一緒にご飯をあげるとのぼるが全部食べてしまいかねないので、別々に離してあげないといけなかった。
ところが最近は逆になってきた。
性格は相変わらずのぼるがきかん気でワル丸出し、み～ちゃんはお気楽だが、のぼるのほうが屈折しているというか、人間にくっついている時間が長くなり、み～ちゃんがひとり離れて寝ていることが多い。
身体もみ～ちゃんのほうが一回り大きくなった。

そもそも、同じ親から生まれているだろうに、姿がずいぶん違う。
のぼるは完全にシャム猫系。み～ちゃんは完璧な茶虎。ペットショップに持って行って、のぼるはシャムです、み～ちゃんはアメショーの茶虎ですと言えばそのまま通用しそうなほど完璧。
身体も細くて長いから、洋ネコの血がかなり濃く入っている感じだ。外の子猫２匹は同系だが、ニホンネコの血が濃い感じ。
２匹で飼っていると、なかなか落ち着かないのかなあ。遊び時間は、外の子猫たちよりはるかに長いし、遊び方も激しい。
これから先、思いやられるなあ。特にのぼるは問題児の要素が大ありだからなあ。
それに比べて、シロのなんとまあお利口で物分かりのいいこと。
シロは最近は家に入ろうとしない。自分とのぼみ～が家の中で共存できないことを理解しているようだ。
寂しそうに鳴いてどこかへ消えていく。
極力ナデナデしてやるのだが、やっぱりのぼみ～に寵愛ポジションを奪われたことが寂しいんだろうなあ。
しかしまあ、我が家にやってくるシロとしんちゃん一家は、チャッピーのところのふ～ちゃん一家に比べれば恵まれている。
さて、チャッピーのお散歩だわ。

ふ～ちゃんはしんちゃんに、やねおはシロに、チョロはタロ、クロに性格が似ている。やねおもよく見るとなかなか可愛い。
シロは最初にうちに現れたときは、やねおのように落ち着いた感じではなかった。人間の姿を見ると一目散に遠くまで逃げるネコだった。だから数か月はまともにどんな姿形のネコだか分からなかったほどだ。
それがある日突然呼びかけに応じて、劇的に慣れた。
やねおやチョロはそういうことにはならないのかな。