2.5インチ外付けHDDも、ずいぶん薄くて小さいものが出てきた。PCデポで売っていたいちばん安い640GBのやつは、今まで使っていたIOデータの500GBよりずっと薄くて小さく、おお、常用ドライブをこれに入れ替えようと思ったところ、落とし穴があった。
このHDDにはオマケソフトみたいなのが最初からインストールされていて、20MBのパーティションにインストールしたSecureDrive EX2というソフトを起動してパスワードを入力しないとメインのドライブが見えない(エクスプローラ上に表示されない)。
外出時に持ち歩くことがあるので、セキュリティ上、それはそれでいいことかな、と思ったのだが、予想外のことがいっぱい起きた。
まず、このパスワードを入れないと見えないドライブは、当然のことながらPC起動時に自動起動させるプログラムは入れておけない。それ以上に困ったのは、ドライブ文字を変えられないこと。
通常は、コントロールパネルの「コンピュータの管理」⇒「ディスクの管理」からできるのだが、ここからドライブを表示させてもメニューが出ないのだ(上の画面)。
右クリックしても、メニューが出なくて「ヘルプ」しか表示されない。
これではどうにもならないので、やっぱり全フォーマットしてやり直そうと思ったら、ソフトをアンインストールしてしまったため、フォーマットすらできなくなってしまった。
再インストールしても今度はHDDを認識しない。
諦めかけていたところ、いつもの救世主、池田くんが教えてくれた。
「
⇒これは参考になりませんか?」と。
どんぴしゃだった。
diskpart ……そんなコマンドツールがWindows XP(7にも)にはついているのね。
コマンドプロンプトから diskpart を立ち上げる。(diskpartと入力する)
list disk ……接続されているディスクのリストを出す
select disk * ……消したいEISA領域を持つディスク番号を*に入力
detail disk * ……ディスクの内容を確認
list partition ……パーティションを確認
select partition * ……消したいパーティション番号を入力
delete partition override ……selectしたパーティションを削除
これでできた。