2011/07/12
原人村へ

いわき市まで行き、見落とし沼をチェック。ここはまだ水が残っていた

線量、かなり高い

まだ落ちていない卵が2つあった

オタマたちは無事に育っているようだ

獏林道まで戻り、関守沼を見ると、ああ~ここはダメだ

卵が一つ残っているが、下に水がない!
関守に梯子と高枝切りばさみを借りて救出したかったが、あいにく留守だった。
諦めて原人村へ向かう。
無人となった大塚家の田圃は、1週間前までモリアオの卵がいつものように産みつけられていたそうだが、時すでに遅く、1つも残っていなかった。
草刈りしていないから、田圃が見えない。藪こぎ状態。線量計鳴りっぱなしで、ずいぶん被曝した。

いつもこの縁に産みつけられているのだが、すでに全部溶けた後らしい

左は人間の腰の高さ以上に伸びた草地。藪こぎで動くしかない
今年はアカガエルの姿が極端に少ない。田圃に水が入らなかったせいと、去年、天候が合わずに卵がほとんど孵化できなかったのが効いているのだろう。
モリアオガエルも産卵場所を失い、こんな年があと何年か続いたら種族にとって地域絶滅の危機だ。
アマガエルの数も少ない。アカガエル、アマガエルといったあたりまえのカエルの姿が激減したところが気味悪い。
うちの前の沢は完全に干上がる寸前。池への流入は毎日途切れる。とにかく雨よ降れ。

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