■事故想定:突然、1~4号炉のうち2号炉がメルトダウン事故(BWR1タイプ)。
■事故原因:ミサイルテロ、東海地震、等考えられるが、ここでは特定しない。
■風向き:多くの場合、御前崎から首都圏に向かう南西風(偏西風)
■日時:実測の大気データ2002年8月9日で拡散した場合
◆放射性物質発生データ提供:京大原子炉実験所(小出裕章助手)
◆拡散分布シミュレーション計算協力:鈴木基雄(元日本気象協会調査部)
http://stop-hamaoka.com より転載
いずれにせよ、原発の名前にあっさりと県名を使わせてしまった福島県は、それだけで脇が甘かったと言える。
ついでに書けば、方向からして、宮城県丸森町あたりはそこそこ汚染されているのではないかと思っていたのだが、宮城県内の放射能汚染について、中央のメディアでは報じられているのを見たことも聞いたこともない。
福島と宮城の県境でしっかり線が引かれて、宮城は関係ありませんよと宣言されているかのようだ。福島県に比べて、宮城県はガードが堅いと言うべきか。津波被害が甚大でそれどころではないというのが正直なところか。
WEBで探したところ、
しっかり検証している人がいて、丸森町の場合、3/15~5/2までの49日間で積算0.66msv。このところずっと0.2μSv/hくらいで安定してしまったので、このままいけば年間2.66mSvくらいの積算被曝になると計算している。
内部被曝も合わせれば3mSvは超えるかもしれない。
年間1mSv以下というのは、やはり広範囲にわたって無理なのである。
我が家の場合でも、家の中が0.4μSv/hくらいあるから、このまま推移すれば、外出しなくても外部被曝だけで3.5mSvになる。実際には5mSvを超えるような気がする。井戸水がもし汚染されていたら、内部被曝で一気に数値は上がる。
毎日1000円ずつ宝くじを買っているようなものかもしれない。