2011年2月12日
狛犬講演会
夜明け前に目が醒めた。睡眠時間は全然足りないが、短時間でも深く眠れたと思う。
明るくなってきた外を見ると、こんな感じ。聴衆は集まらないだろうなあ。

積雪15cmというところか

朝食ど〜ん。普通はこれって晩飯のボリュームだよねえ

湯豆腐。ちゃんと昆布が入っていて、手抜きなし
豆腐も地元製のもので、とてもおいしかった
さて、美味だった……でおしまいになるわけではなく、今日はちゃんとお仕事をしなくてはいけない。
雪は小降りになってきていたが、この積雪じゃあなあ……。がらんとした会場でやることになるんだろうと諦めつつ、会場に入って準備。

客席350のコンサートホール

ステージ側からパノラマで撮ってみた

客席側から。席の配置がゆったりしているので、客席数よりずっと広く感じる

垂れ幕も作っていたのね

プロジェクターのテスト
この雪の中、前2列くらい人が入っている感じを想像したのだが、開始1時間も前から続々と人が入ってきて、用意してあった『狛犬かがみ』と『神の鑿』の残部は開場直後に完売。
最終的には220人の聴衆を記録した。
ホールのスタッフさんも「こんなに人が入ったイベントは珍しい」と感心していたほど。雪が降らなければ完全に満席になったかもしれない。
横浜市、埼玉県など、遠方からもたくさんお越しいただき、びっくり。
狛研の理事・山田敏春さんの姿も。
鶴の墓石を修復した石工の野崎さん、深仁井田のデコラティブ狛犬を彫った梅沢敬明さんのご子息(現在は木彫で仏像を制作されているとか)なども。
大きなスクリーンに映像を映し出せたのでよかった。
ついつい、最近発見?解明した「西明寺阿育王石塔の謎」に力が入り、和平の話が短くなってしまったのが残念だったが、「狛犬講演会」でこんなに人が集まったのは初めてのことではないだろうか。
せっかく音響のよい本格的コンサートホール(しかもいい感じの広さ)なので、オマケとして2曲ほど歌った。

1時間半以上喋り続けの後に歌うのは、思っていたよりしんどかったが、雪の中来てくださったかたへのサービスのつもり。
そんな感じで無事に講演会は終了。よかったよかった。
あとは無事に家までたどり着くのが問題。村に近づくと、道は除雪されているところが多かったが、凍結していて20km/hがいいところ。全長が極端に短く、ABSのないX90は、スタックはしないものの、滑ったときは制御不能で目もあてられない。案の定、山の中で一度、大きく滑って車が横向きになった。

小野町のフライパンで夕食
家の周りは20cmはしっかり積もっていて、タイヤが半分埋まるほどだった。これじゃあシロも来れなかっただろうな。

なんとか帰着。玄関前ではこの深さまで雪に埋もれた

つららが斜めになっているのは風のせい?

夜、シロもやってきた。これでまた普段の生活に戻る感じなのかな。
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