2011/02/11

狛犬講演会に向かう

狛犬講演会(at 白河市東文化センター)前日。
主催者側のはからいで、今日は会場であるきつねうち温泉に泊まることになっている。
12時に神宮寺に行き、ご当地の蕎麦打ち名人が打った蕎麦をごちそうになり、その後、小松寅吉直系の小松家を訪ねるというスケジュール。
しかし、天気予報は外れることなく、雪。
X90のバッテリーが弱っていることも分かったので、前日からずっと充電していた。トランクに目一杯荷物を積み込んで出発。
悪いことに、小白井までの道が拡幅工事で来月まで通行止め。例の、きれいな沢が壊されてコンクリート護岸にされてしまっている場所。
おかげで、小野まで抜けるのには鬼ヶ城を通って迂回するか、千翁川沿いに上って、誰も通らない万太郎山の新ルートを抜けていくかするしかない。
さんざん迷った末に、万太郎山ルートを選択。
しかし、積雪がすごかった。下りならまだしも、上りだから大変。今どきのお洒落な四駆ではない、昔ながらのパートタイム四駆(しかもロー固定のフルロックモード搭載)のX90でさえ、ふかふかの雪に埋もれて何度か動かなくなり、これは戻るしかないかと思いつつもなんとか万太郎山の上までたどり着いた。

目の前に滝根小白井ウィンドファームのタービン群がど〜んと現れる


清九郎壇のところ

風車の羽根(ブレード)についた雪や氷塊が飛ばされて直撃する恐れがあるので注意せよという看板があったが、注意しようがないでしょうに。そんなものに直撃されたら死ぬかもしれない。それでも立入禁止にもせず、観光資源だと言い張っているんだから呑気なものだ。
完成後、初めて真下まで行ってみたが、緩すぎる警戒意識に驚いた。
耳に聞こえる音は大したことはない。これなら周辺の民家には、「低周波騒音」としては被害はないだろう。問題は耳に聞こえない超低周波のほうで、それがどの程度の影響があるのか、これから徐々に分かってくるのではないだろうか。
雪の上に動物の足跡などはほとんど見えなかった。すでに逃げ出しているのかもしれない。

雪片落下注意というが、飛んできたら避けようがない
ここから先は下りなので、スピードを出さないようにすれば進める。
余裕でいつもの経路を使い、石川町経由で神宮寺へと向かった。


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