10/12/21の1
S90とLX3の撮り比べ
ヤフオクでCanonのS90というコンパクト機を中古で買った。
現行機はS95なので、一つ前の機種。
本当は、LX5を買いたいと思っていたのだが、LX3とLX5を両方持っても仕方がないので、それなら、よりコンパクトなS90を買って、LX3と比較してみようと思い直したのだった。
で、1週間以上、1万円台で落札できそうなのを狙っていたのだが、毎日高額になってしまってスルーしていた。
2万円以下では難しそうなので、最後は諦めてソフマップが出していた中古を2万円ちょっとで購入。中古といっても、届いたのは取説のビニール袋の封も切られていない、新品同様の品だった。
満充電を待たず、到着したばかりのS90と愛機LX3の撮り比べを始めた。
まずは記念すべき?写真番号001のショットはこれ↓
初期設定もせず、Pモードでベランダにぶら下がっている唐辛子を撮ってみた。
この季節、戸外で色のあるものを探すのが難しい。真っ赤なティグラもなくなってしまったし。
あれは色のない冬景色の中でいいアクセントになっていたんだがな。
で、どうでしょね。なんか色味が浅いですね。撮像素子が小さいのに解像度を上げている「その他ほとんど」のコンパクト機みたいな写りかただ。早くもなんか嫌な予感が……。
ちなみにLX3で撮るとこうなる↑
背景の冬枯れた景色のボケ具合や色味の深さが全然違う。
こんなに違うものなのか?
いやいや、まだ調整してないからな、S90は。
まずは露出をマイナス側に補正してやらないとダメなのだろう。これはほとんどのデジカメがそう。

↑Canon PowerShot S90
1/80秒、F4.0、ISO 250、露出補正なし、6.00 mm(28mm相当)

Panasonic DMC-LX3
1/125 秒、F2.2、ISO 80、露出補正 -1/3、5.10 mm(24mm相当)
どちらも広角端で撮っているが、LX3は24mm相当まで広がるので、これだけ画角が違う。あとはほんとに色味が全然違うなあ。
WEB上のユーザー評でも「のっぺりした感じで写真に深みがない」というのがあったが、なるほど、比較するとよく分かる。

Canon PowerShot S90
1/60秒、F3.5、ISO 250、露出補正 -1/3、6.00mm

Panasonic DMC-LX3
1/60秒、F2.4、ISO 125、露出補正-1/3、7.90(37mm相当)
Pモードのとき、S90はどうも絞り値をあまり開こうとしないようだ。上の写真は広角端で撮っているので、絞りを開放にすればF2.0で撮れるはずなのに、Pモードが自動的に最適露出だと判断した絞り値はF3.5。そのため、同じ1/60秒でもISO値が高めになり、画質の点で不利になる。
Aモードにすれば絞り値を変えられるのだが、Pモードでは絞り値をリングやダイヤルでは変えられないらしい。

そのまま2台持ってジョンのお散歩に。
S90にはサーボAFという設定があり、それをONにしておくと、常時被写体にピントを合わせ続けるので、動いているものを撮ってもぶれにくくなるとのこと。このショットのときはそれがONになっていたが、これをONにしておくと、電池の減りが早まるらしい。

S90

LX3
色味が違うだけでなく、LX3に比べると、S90で撮った写真は奥行き感がなく、のっぺりした印象になる。
スペック的にはあまり違わないはずなので、レンズ性能の差だろうか。


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