「ふるさと林道」はほぼ完成したのだが、案じていたとおり、道路の両側に凸状の縁をつけてしまっている。一見きれいな仕上がりに見えるが、ここにイモリの子などの小動物が入り込んだ場合、このわずか10cmばかりの壁を超えられず、干からびて死んでしまう。すでにできあがっているこの道の出口側で一昨年何匹ものイモリの死体を見ているので証明済み。来年、暖かくなって小動物たちが動き始めたときが心配だ。
人間にとっても、こういう形状の道が長く続くと、道全体が水路になり、大雨が降ったとき、雨水がまとまって下に流れてくる。
これもすでに証明済みで、出口側の田圃の用水路を土砂で埋めてしまったりしていた。100ｍかそこいらの舗装でそうだったから、この道の上までこうなってしまったとなると、どれだけの雨水が流れてくることか。

雨水を沢側に逃がす横断溝が少ない。この横断溝には大雨のとき、上からどっと流れ込んでくる雨水であぶれ返り、沢側の斜面を削り取るのではないだろうか。

寒い日が続く。しんちゃんは猫缶の味を覚えてしまい、カリカリはよほど飢えないと食べなくなった。カリカリが皿に残っているのに、いつまでもこうして待っている。そのへんが、なんでもバクバク食べて、あっさり引き上げていくシロと大違い。
みゃあみゃあと哀れっぽい声で鳴くくせに、ちょっと手を出すとさっと逃げるか猫パンチしようとする。
つき合いづらい。ちょっと心を病んでいるね、しんちゃんは。

この冬、二度目の積雪。弁天池も凍りついた。天気予報では雪なんて言っていなかったのに。