10/05/24

ツチガエルのオタマ

もえの里にいた巨大オタマは、やはりツチガエルのオタマジャクシだろう。
今の時期にこれだけでかいオタマであるということは、オタマのまま越冬したわけで、オタマのまま越冬するのはウシガエルかツチガエル。ウシガエルは川内村にはいないから、可能性はツチガエル。
消去法でいけばそういうことになる。
もうすぐカエルになりそうだが、だんだん身体の表面にイボイボ模様のようなものが浮かび上がってきた。

D戸さんの旦那さんが作ったお菓子。うまかった
昨日の結果?報告を兼ねて、D戸さんがお菓子を持ってやってきた。
カエルの話は65点くらいの出来だったと思うが、高齢者から3歳児までいた数十人相手だから、やはり難しい。
大学の教室でじっくり時間をかけて……というのとは違う。

マツモ池で今年初めてはっきりとツチガエルを確認。うちの池でツチガエルのオタマが越冬するのは難しいかもしれない。

10/05/25

もしかしてモリアオガエル?


雨が降り、マツモ池でシュレが鳴き始めたが、どうも、シュレではなさそうな声が混じっている。
キリリリリ……と、高い声は間違いなくシュレ、それに呼応するように低い声が答えているが、これがどうもシュレではないような気がする。トーンが低く、鳴き終わりに、キョッキョッキョ……というオマケがつく。
もしかしてこれはモリアオガエルの鳴き声ではないだろうか。

実は数日前、カエルの鳴き声を高音質・ステレオ録音したくて、サンヨーのICレコーダーをヤフオクで落札しようとしていたのだが、3000円ケチったばかりに、他の人に即決でやられてしまった。その即決価格より新品の最安値価格は6000円以上高いので、さっさと即決しておけばよかったと、後悔先に立たず。
それで録っていれば、ステレオになってもっと分かりやすいのだが……。高い声と低い声が左右からきれいに分離して聞こえてくるはずなのだ。

まあ、それはともかく、モリアオがマツモ池で鳴いているなら、もうすぐこの上の枝に卵を産まないかしら。
鳴いているオスにこたえるメスがいるかどうかが問題。どちらもまだ未成熟だと思う。
やっぱり来年まで待たないとダメかなあ。

そのマツモ池のオタマ。これはヤマアカガエル


ツチガエルは今日も定位置にいる


雨の後なので、シュレの卵が田圃に流出しているかなと思いながらお散歩。
この縁は土が露出して、ほぼいい感じになっている。中でどの程度オタマにまでなっているかが問題だが、今年は去年に比べると、シュレの卵は順調と言えそう。

カエルを狙って田圃の中で待ち構えるヤマカガシ

ジョンを置いて、下川内方面にモリアオガエルの卵探索にでかけた。
ヘアピン池、秘密池1号、2号とまわったが、どこもまだ卵はなかった。6月に入らないと産まないのかな。暖かい日が続いたので、少し早めに産むかと思ったのだが……。

ヘアピン池……なし


秘密池……なし

10/05/26


雨が降り、急に冷え込んだ。
ツチガエルのオタマはいつ前脚が生えてくるのか……。前脚が生えたら、いよいよ上陸体勢だから、家の中に飛び出す前に池に放そうと思っているのだが。

石の陰に入り込んでじっとしていることが多い


背中にツチガエル特有の模様が見えてきている


この膨らんだところから前脚がバ〜ンと、突然飛び出してくるはず

最後に本日のオマケ。
助手さんの元同級生が地元の書店で撮ったという写メ↓ おお、まだこうやって陳列してくれている書店さんがあるのね。文教堂書店川口店の湯澤さん、ありがとう!

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