10/05/02(続き)

↑これはゴロのウンチでした…………しょ〜もな〜
ちなみにジョンがよく食べている。正露丸代わり?
ヤマアカガエルの運命
連日いい天気なので、田圃の水たまりは一気に縮まり、最近産みつけられたアカガエルの卵から孵化したオタマがあちこちで干上がっている。田圃の肥やしになるために産まれてきたのか……無念だろうね。

ヒメオドリコソウ越しのセイヨウタンポポ(多分)越しのツクシ越しの……

ヒメオドリコソウの群落
左上に見えているのはジョンの舌

引いてみた

暖かくなると、生き物たちの臭いも多彩になるようで、ジョンが引っかかる回数が増える。気になる臭いを嗅ぎつけると、こんな風にテコでも動かない。
犬のしつけかたとしてはこれではいけないんだろうが、ジョンにとっては唯一の生き甲斐?みたいなもんだろうからなあ。桜を愛でるでもなく、うまいものを食うでもなく、女を口説くこともできず、せめて気になる臭いくらいは存分に嗅がせてやるか……という気になるのである。
連休に入り、どの田圃も慌ただしくなってきた。
トラクターは連日土をかき回しているし、落ち葉のたまっていた用水路は掃除されて、一気に水が流れる。
ここに産みつけられたアカガエルの卵や、孵化したばかりのオタマは、落ち葉さらいと一緒に土の上に上げられて干からびるか、一気に流れ込んでくる水に流されて川に流れ込むかのどちらか。どっちにしてもカエルにはなれない。

ここにいたオタマや卵は全部土の上に出されたか流されたかでアウト

ここから先、流されたオタマが生き延びる確率は極めて低い

仲五桜、今が満開

どこの田圃もトラクターやコンバインが入って田植えの準備中
田植え前に田圃の中にできた水たまりや、コンクリートのU字溝の中に産みつけられたアカガエルの卵がカエルになる確率は限りなくゼロに近い。それでもアカガエルは毎年、大量の卵をあちこちに産みつけている。少しは学習すればよいと思うのだが……。
数で勝負とはいえ、この調子では、気がついたときは「アカガエルって見なくなったねえ」なんてことになっていないかしら。
まあ、アカガエルが珍しがられるようになったときには、タゴガエル、ツチガエル、シュレーゲルアオガエルあたりはもっと少なくなっているだろうが。
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