09/09/06の4
佐久間家の墓
隣の寺の墓地には、寅吉が作った佐久間家の墓石がある。赤とんぼが鶴の嘴の先にとまっていた。この季節にしか撮れない絵ですね。

空の青がもう少し鮮やかに出るといいのだがなあ……

この鶴の首はまだ無事だった

この首が折れずに明治26(1893)年から116年間もの間立っている

首の羽根を刻むとき、怖かっただろうなあ……

雄雌で2羽いる。見事
この佐久間由松の墓石は、明治26年の作だが、寅吉は50目前で脂がのりきっていた頃。和平は丁稚に出たばかりで、まだ十代の少年だった。
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