08/12/18の2

怒濤の仕上げと撤収


井戸の仕上げ作業の横で、機材の撤収もどんどん進む
18mまでは鉄のケーシング管が入っている。それを引き抜く作業。砂利を入れた後なので上のほうはかなり締まっている。ゆっくり上がってくる鉄管。

14時34分:
セメントを流し込む。
このセメントから上の水は下に流れ込まない。このセメントが落ち着いたところで、さらに上に砂利を流し込む。

砂利を積んだトラックとミニユンボ


15時11分:
ついに掘削機が分解されてトラックに積み込まれた


15時15分:
セメントの上に流し込んだ砂が入り口まで達した


15時27分:
井戸の上にかぶせるコンクリート土管


こうやって吊すのね


これは電源ケーブルの挿入管


16時8分:
ミニユンボもお役目を終えてトラックの荷台に

「4時までにあげる、と言って出てきたが、ぴったりだ」と、会長さん、満足げ。
はい、見事です。これだけよく動く職人部隊は久しぶりに見た気がする。
「仕事はもらっておしまいじゃダメだ。施主さんの目に、少しでもたらたらしているように映る者がいてはならんから」
と、会長さん。教育が行き届いているんだなあ。やっぱり上の人がしっかりしていると、グループ全体が引き締まるのね。

16時12分:
全員撤収。いやはや、見事でした。

散歩をお預けになっていたジョンがヒイヒイ鳴いて催促する。
あいよ。今からな。

しかし、これで終わったわけじゃない。
揚水試験をしてからポンプの選定。 ポンプの設置。最終仕上げ……と続く。
水質検査もしなければならないけれど、それは来年だろう。なにせ、検査は最低2週間かかるから。
ちゃんとした水が使えるようになるのか、不安が残る。
予定以上に掘り下げた分や、資材代などをどうするか、憂鬱な相談も待っている。
掘ったのは70m以上だけれど、結果としては、20mあたりで止めてもあまり変わらなかったかもしれない。しかし、仕上げはしっかり70m全域から汲み上げるようにした。
井戸は本当に難しい。

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