08/08/14

満月祭2008 その3

メインステージよりも、テント村の中で勝手にパフォーマンスしているグループの技術にびっくり。
ジャンベ奏者とタップダンサー。ジャンベの音がクリアで正確。相当うまい。
そばでは無言でヨガのポーズをしている青年。まさになんでもありの空間。





すっかりこの二人に釘付けになってしまった。
連絡先を訊いていたら雨が降ってきた。
慌ただしくて、二人の名前もろくに確認できなかったのだが、後でよくよく調べてみたら、タップダンサーは群青(ぐんじょう)さん。YouTubeにストリートダンスのパフォーマンスビデオがアップされていた。
ジャンベ奏者はパーカッショニストの板東邦明さん。各地のライブハウスなどで、数々のセッションをこなしているようだ。
こりゃ、うまいわけだわね。こういうレベルのパフォーマーが、人が集まらないテント村の一角でさらっと熱いパフォーマンスをしているあたりが満月祭の奥深いところか。
こういう人たちに出逢ったとき、ギターじゃなくてチェロをやっていればよかったと後悔する。チェロなら即興で、でかい音出して参加できるしね。

右のお店のおねえさんは笑顔が素敵だった。生ビールと鶏の唐揚げを出している


昨夜はここで一晩中踊り明かしていたらしい


絵になる二人の後ろ姿

僕は釣り人ベストみたいなのを着て、カメラをぶら下げていたのだが、今思うと、まるで報道カメラマンファッションで、この場所では浮きまくっていたに違いない。
虫に刺されないよう、長袖を着ていたのも浮いていた。実際には、これだけ人がいっぱいいると、虫のほうも、刺す対象がいっぱいになって分散するらしく、被害はなかった。次回はもっと目立たない?格好で行こうかな。ここで目立たないというのは、突飛なファッションということなんだけどね。

しかし、考えてみると、獏原人村はマサイ&ボケ夫妻の「家」なのである。私宅の庭でこれだけの規模のお祭りを毎年開いていることになる。それまたものすごいことだ。
以前、マサイさんに訊いたことがある。
「よく続くよね。そんなに毎年毎年」
「まあ、音楽とか、好きだからね」
それだけで続いてきた満月祭。どこそこの助成金が使われたり、お役所が企画したりするイベントとは大違い。
太鼓の音、しかも和太鼓じゃなくて、アフリカの太鼓が似合う、珍しいお祭りでありますね。

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