08/06/26
ガムシ
話が1日前後するが、26日、雨池で変な虫が泳いでいるのを発見。泳いでいるというのか、半分溺れているような、でも、潜ったりしているから、やっぱり水生昆虫? 動きがひどく心許ない。
体長は4cmくらい。かなり大きい。隣に見えているのが普通のアメンボと、産まれたばかりのマツモムシの子?
最初はゲンゴロウかと思った。タガメではない。鎌がないから。脚も細くて、水かきらしきものが発達していない。だから、泳ぐというよりもがいているようにも見える。
オタマが食べられてしまうんじゃないかと心配し、捕まえてみた。
簡単に捕まえられる。で、すぐにひっくり返る
本当にどんくさい。こんなんで生きていけるのかと心配になるほど。弱っているのかと思ったが、後で調べてみると、こいつは「ガムシ」といって、ゲンゴロウやタガメなんかに比べるとはるかにどんくさい、愛らしい昆虫なのであった。
幼虫のときは肉食だが、大人になると藻とかを食べる草食性になるらしい。じゃあ、雨池にいても別に大丈夫だったんだ。わざわざ捕まえて蟹池に放したのだが、悪いことをしたなあ。
蟹池に入れたら、またまた溺れるような仕草だったので、そばの土の上に放した。オタマと仲よくいられるなら、また、雨池に戻ってきていいよ。ちょっかい出して悪かったね。
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