09/08/21の4

郡山のはじめちゃん探訪(3)

次の場所は、名もない社というかお堂というか、地図には載っていない場所。
富久山町南小泉という地区。ここに2対の古い狛犬があった。

安永年間の狛犬。トルソー化が激しく、脚もない。頭だけでなく背中にも穴が……



尻尾や巻き毛の彫り込みを見ると、1770年代としてはかなりよくできた狛犬だったことが分かる。 背中の穴は雨であいたのではなく、人為的なものかもしれない。蝋燭を立てたとか



これはもう一対。●保2年という年号が読めた。頭がすっぽりなくなっているのが残念



天保なら1831年、寛保なら1742年、享保なら1717年。正保ってことはないな



もう一対が安永年間だから、もう一方の首なしは、寛保か天保だろう



いい感じで揃っている。捨てたり埋めたりしないところが偉い


この後、残りの予定2社に向かったが、日没で断念。車が直ったら取りに行かなければならないから、そのときにまた回ろう。
しかし、一体いくらかかるんだろう、修理代。頭痛い。
愛車307はまだ6万6000キロしか走っていない。最近は旅行をしなくなったから、走行距離はあまり伸びない。代車の406は19万キロ超でも走っているんだから、まだまだだよなあ。つまらないところが壊れるのが困るのだが。

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