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のぼみ~日記 2024

2024/03/22

DeepLが進化していた

知らないうちに翻訳ソフトDeepLが進化していた。
以前、試してみたときは制限があり、スムーズに使えず、結局Google翻訳のほうが早いや……という印象を持ったままだった。
それが、久々に試してみたところ、Windows版無料アプリというのが出ていて、これをインストールすると、ショートカットキーだけであっという間に翻訳してくれる。
もともと精度はGoogle翻訳より優れていると評判が高かっただけに、これが無料で使えるならこんなに助かることはない。

翻訳したいテキストを範囲選択し、Ctrl+C+CでDeepLのウィンドウが開き、翻訳してくれる



ブラウザの中なら、Ctrl+F9でやってくれる

こうなると、自著の英訳版ができないものかと考えてしまう。
方言や敬語、略語などを含む会話や、微妙なニュアンスを多く含む小説は難しいだろうが、論理的な文章ならかなりいけるのではないか?
試しに『神は成長する』の冒頭部分をDeepLに訳させてみた。



↑これをDeepLはこう英訳した↓
 Introduction - What is "God"?  When you see the title of this article, "God Grows" (......), you probably feel uncomfortable. God is absolute, unchanging, universal, and inviolable, and words like "growing" don't seem to fit. For those who believe in a particular religion, it must be more than uncomfortable; it must be unpleasant and repulsive. How about "the soul grows"? It might make them feel a little less uncomfortable. In fact, I had initially thought of the title "The Soul Grows. However, the word "soul" is too colorful. It could be taken as a common religious discourse or sermon, such as "salvation of the soul" or "the soul goes to heaven (hell) after the body dies." I am afraid that people will not be able to face the discussion I am about to present honestly because of their preconceived notions of "Oh, that kind of talk," and I am concerned that they will not be able to understand what I am trying to say.  With this concern in mind, I have decided to use the word "God" instead of "soul," as it is easier to imagine a more expansive and larger world.  Therefore, if you are uncomfortable with the word "God" in this sense, but can understand "soul," please feel free to read it as "spirit. 

……なんかくどくどしいけれど、一見してかなりちゃんとしている。
これをベースにして調整していけばそれなりに英訳バージョンができそうな気もする。
調整は、例えば上のケースでは「色がつきすぎている」が「too colorful」となっているが、これはダメだ。手垢が付いた、というニュアンスの「色がつきすぎている」だから、too much worn-out とか、他の表現に変えないといけない。
 それからGodを単数形にするか複数形にするかという問題もある。
 本書は最後まで読めば分かるが、一人一人の中に個別の「神」がいて、その神は成長するという内容だから、Gods grow. としたいところなのだが、タイトルは「God grows」と単数形のままのほうが目を引くかもしれない。
最初のほうは「神というもの」という扱いで単数にしておいて、後半で複数形を用いて、言わんとすることを伝えるようにするという段階を踏んだらどうだろうか。

とりあえず上の冒頭部分を、パッと気がついたところだけ調整してみた↓
God Grows  -Beyond Spirit-Flesh Dualism-

 Introduction - What is "God"?

   When you see the title of this article, "God Grows" , you probably feel uncomfortable. God is absolute, unchanging, universal, and inviolable, and the word like "grow" doesn't seem to fit. Especially for those who believe in a particular religion, it must be more than uncomfortable; it must be unpleasant and repulsive.
 So, how about "the soul grows"? It might make them feel a little less uncomfortable. In fact, I had initially thought of the title "The Soul Grows". However, the word "soul" is too much worn-out. It could be taken as a common religious discourse or sermon, such as "salvation of the soul" or "the soul goes to heaven (hell) after the body dies." I am afraid that people will not be able to face the discussion I am about to present honestly because of their preconceived notions of "Oh, that kind of talk," and I am concerned that they will not be able to understand what I am trying to say.
 With this concern in mind, I have decided to use the word "God" instead of "soul," as it is easier to imagine a more expansive and larger world.
 Therefore, if you are uncomfortable with the word "God" in this sense, but can understand "soul," please feel free to read it as "soul" or "spirit".
 

では、これを日本語に訳させるとどうなるのか? やってみた。
神は成長する -霊肉二元論を超えて

 はじめに - 「神」とは何か?

 この記事のタイトル「神は成長する」を見て、あなたはおそらく違和感を覚えるだろう。 神とは絶対的な存在であり、不変であり、普遍的であり、不可侵である。特に特定の宗教を信仰している人にとっては、違和感を通り越して、不快感や反発を覚えるに違いない。
 では、「魂が成長する」というのはどうだろう。少しは違和感が減るかもしれない。 実は当初、『魂は成長する』というタイトルを考えていた。しかし、「魂」という言葉は使い古されすぎている。"魂の救済 "とか "肉体が死んだら魂は天国(地獄)に行く "とか、よくある宗教的な言説や説教と受け取られかねない。ああ、そういう話か」という先入観から、私がこれから提示する議論に素直に向き合えないのではないか、私の言いたいことを理解してもらえないのではないか、という懸念がある。
 そのような懸念から、「魂」ではなく「神」という言葉を使った方が、より広がりのある大きな世界をイメージしやすいと判断した。
 したがって、この意味での「神」という言葉には抵抗があるが、「魂」なら理解できるという方は、どうぞ遠慮なく「魂」あるいは「霊」と読んでいただきたい。

(www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。)


あらら。ほぼ完璧ではないか。

……というように、いろいろ調整は必要だが、DeepLに翻訳させた英文をじっくり見直して修整していくだけでも、かなりちゃんとした英訳本になるかもしれないと感じた。
ただ、こればっかりはネイティブではないから分からない。おかしなところがいっぱい出てくるのは避けられないだろう。それでもやってみる価値はあるのか?

あとは気力の問題かなあ。

(追記)
ちなみにGoogle翻訳ではこうなった。↓

The other side of spirit-flesh dualism

Introduction ~ What is “God”?

"God Grows"...When you saw this title, you probably felt an uncomfortable feeling. This is because God is an absolute, unchanging, universal, and inviolable being, and words such as "growing" do not fit well with it.
For those who believe in a particular religion, this would not only be a sense of discomfort, but also discomfort and disgust.
So, what if "the soul grows"? This may alleviate some of the discomfort and discomfort. Actually, at first I was thinking of the title ``The Soul Grows.''
However, the word soul has too many colors. It may be taken to be similar to common religious stories or sermons, such as ``salvation of the soul'' or ``the soul goes to heaven (hell) after the body dies.''
I think that preconceptions such as ``Oh, that's what we're talking about'' may get in the way and prevent you from honestly facing the discussion you are about to proceed with.
Concerned about this, I decided to use the word "God" rather than soul, as it would be easier to imagine a broader, larger world. So, if you feel uncomfortable with the word "God" in this sense, and you can understand it as "soul," feel free to read it as "soul."

discomfort and discomfort のところは違う単語にし損なっているし、後半の文章における主語のとり方にちょっと違和感を感じるところもある。でも、これはこれでいけてるかもしれない。
小見出しの the other side of はやっぱり違うな。ここはDeepLが素直に訳した beyond でいいと思う。

あと、どちらもコーテーションマークの処理に難があるようだ。

『神は成長する 霊肉二元論の向こう側』

『神は成長する 霊肉二元論の向こう側』
肉体と魂といった単純化された霊肉二元論を超えて、「私」という意識は脳(肉体)と個性を持った神が結びついて生成されているという思考モデルを展開させた「(カミ)」論。
後半では2020年以降の「リセット世界」「人間を機械化した専制世界」という企みにどう向き合うかについても触れる。
読みやすいよう、本文フォントには大きな16級明朝を使用。
神は成長する
ISBN 978-4-910117-37-9  B6判・116ページ オンデマンド 1408円(税込) 送料330円

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(まえがき より)


           



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