2024/01/12
芸能人駅伝

毎年、箱根駅伝の裏でしれっとやっているテレ東の新春芸能人対抗駅伝。毎回出場者がショボくなっていて、なんとか最小の3チームを編成するのが一苦労。
今年もしょーもないと思ってたら、松竹芸能に入った北川星瑠(ひかる)と猫ひろしが、最後秒差なしでゴールに飛び込む本気走りで面白かった。
昨年のユニバーシティゲームズハーフマラソン優勝者(北川)とマラソンオリンピアン(苦)の猫の対決!?
普通ならおちゃらけてしまうところ、二人とも全力で箱根以上の急坂を力走(下りでは1kmを3分切り)。負けず嫌いなんだなあ。
2024/01/14
全国都道府県女子駅伝
今年は1区に被災地石川を代表してりのりんが出てくるので、またぶっちぎりの区間賞は間違いないと思っていたら、その通りになった。
優勝は東京で間違いないだろうと思ったら……。
- 1区 43位 木村 友香 (積水化学) 区間43位
【総合記録】21'03"【区間記録】21'03"
- 2区 30位 保坂 晴子 (日本体育大) 区間4位
【総合記録】33'46"【区間記録】12'43"★13人抜き
- 3区 31位 一兜 咲子 (杉並大宮中) 区間24位
【総合記録】43'48"【区間記録】10'02"
- 4区 24位 増渕 祐香 (名城大) 区間5位
【総合記録】56'55"【区間記録】13'07"★7人抜き
- 5区 22位 臼井 瑠花 (上水高) 区間8位
【総合記録】1:10'14"【区間記録】13'19"
- 6区 20位 鈴木 美海 (順天高) 区間8位
【総合記録】1:23'39"【区間記録】13'25"
- 7区 16位 位田 明優 (錦城学園高) 区間10位
【総合記録】1:36'43"【区間記録】13'04"
- 8区 18位 根本 心海 (東大付属中等中) 区間28位
【総合記録】1:47'23"【区間記録】10'40"
- 9区 12位 新谷 仁美 (積水化学) 区間5位
【総合記録】2:19'42"【区間記録】32'19"★6人抜き
1区の木村が、先頭集団を走っていたのが何かが起きたようで、足を引きずりながら襷リレーの43位。
何が起きたのか事後にも報道がなくてモヤモヤ。転倒? 肉離れ?
優勝は宮城だった。
- 1区 9位 細川 あおい (仙台育英高) 区間9位
【総合記録】19'32"【区間記録】19'32"
- 2区 5位 壁谷 衿奈 (仙台育英高) 区間11位
【総合記録】32'24"【区間記録】12'52"
- 3区 7位 林 楓夏 (高砂中) 区間18位
【総合記録】42'18"【区間記録】9'54"
- 4区 5位 佐々木 梨七 (積水化学) [※] 区間2位
【総合記録】55'22"【区間記録】13'04"
- 5区 4位 長岡 みさき (仙台育英高) 区間6位
【総合記録】1:08'38"【区間記録】13'16"
- 6区 3位 橘山 莉乃 (仙台育英高) 区間2位
【総合記録】1:21'50"【区間記録】13'12"
- 7区 3位 力丸 楓 (名城大) 区間8位
【総合記録】1:34'42"【区間記録】12'52"
- 8区 2位 男乕 結衣 (五城中) 区間1位
【総合記録】1:44'23"【区間記録】9'41"
- 9区 1位 小海 遥 (第一生命グループ) [※] 区間2位
【総合記録】2:16'30"【区間記録】32'07"
([※]は「ふるさと選手」)
米澤 奈々香 (名城大)が補欠に入っていたのは、また故障したのだろうか。ちょっと心配。
遙はとにかくしっかりまとめることができる頭のいい選手なんだな。
勝因はやはり仙台育英の高校生たちが1秒差で優勝を逃した高校駅伝の雪辱に燃えたことか。
珍名で覚えていた男乕(おのとら)ちゃんの快走もすごかった。
スター選手がいない栃木は15位くらいなら御の字と思っていたら、いきなり出遅れてそのままズルズルだった。
- 1区 39位 山田 未唯 (名城大) 区間39位
【総合記録】20'40"【区間記録】20'40"
- 2区 36位 松本 瑠莉 (宇都宮文星女子高) 区間27位
【総合記録】34'02"【区間記録】13'22"
- 3区 30位 長島 彩音 (真岡中) 区間11位
【総合記録】43'47"【区間記録】9'45"★6人抜き
- 4区 30位 粕谷 雫 (宇都宮文星女子高) 区間34位
【総合記録】57'37"【区間記録】13'50"
- 5区 30位 藤原 唯奈 (大東文化大) 区間26位
【総合記録】1:11'31"【区間記録】13'54"
- 6区 29位 山口 あずさ (帝京科学大) 区間21位
【総合記録】1:25'12"【区間記録】13'41"
- 7区 29位 深澤 雫月 (宇都宮文星女子高) 区間21位
【総合記録】1:38'33"【区間記録】13'21"
- 8区 29位 金原 埜乃 (田沼東中) 区間31位
【総合記録】1:49'17"【区間記録】10'44"
- 9区 28位 栗原 唯 (よろしく真岡) 区間22位
注目の区間別に見ると、1区は、
- 1位五島 莉乃 (資生堂) [※]19 石川18'49"
- 2位田浦 英理歌 (積水化学)12 千葉19'24 トップ差"0'35"
- 3位酒井 美玖 (肥後銀行)43 熊本19'25 トップ差"0'36"
- 4位大森 菜月 (ダイハツ)27 大阪19'26 トップ差"0'37"
- 5位中村 優希 (パナソニック) [※]38 愛媛19'27 トップ差"0'38"
- 6位牛 佳慧 (日本郵政グループ) [※]21 静岡19'28 トップ差"0'39"
- 7位樺沢 和佳奈 (三井住友海上) [※]10 群馬19'29 トップ差"0'40"
- 8位下田平 渚 (センコー) [※]45 宮崎19'31 トップ差"0'42"
- 9位細川 あおい (仙台育英高)4 宮城19'32 トップ差"0'43"
- 10位森 智香子 (積水化学) [※]42 長崎19'34 トップ差"0'45"
……予想通り、りのりんのぶっちぎり。
2区は、
- 1位田中 希実 (New Balance)28 兵庫12'11"19人抜き
- 2位山本 有真 (積水化学) [※]22 愛知12'35 トップ差"0'24"12人抜き
- 3位小暮 真緒 (順天堂大)11 埼玉12'41 トップ差"0'30"12人抜き
- 4位保坂 晴子 (日本体育大)13 東京12'43 トップ差"0'32"13人抜き
- 5位ドルーリー 朱瑛里 (津山高)33 岡山12'47 トップ差"0'36"8人抜き
- 6位村上 美優 (成田高)12 千葉12'49 トップ差"0'38"
- 6位竹原 さくら (ダイソー)34 広島12'49 トップ差"0'38"8人抜き
- 8位林田 美咲 (九電工) [※]43 熊本12'50 トップ差"0'39"
- 9位田﨑 優理 (シスメックス) [※]45 宮崎12'51 トップ差"0'40"
- 9位近藤 希美 (東海大相模高)14 神奈川12'51 トップ差"0'40"7人抜き
……ドルーリーは田中希実に36秒遅れ。高校1年で社会人選手相手に5位はやっぱりすごい。本人は「思うようにはしれなかった」と、例の如くくらい顔で受け答えしていたけれどね。
最終区は、
- 1位川村 楓 (岩谷産業) [※]26 京都31'41"5人抜き
- 2位小海 遥 (第一生命グループ) [※]4 宮城32'07 トップ差"0'26"
- 3位筒井 咲帆 (ヤマダホールディングス)10 群馬32'13 トップ差"0'32"5人抜き
- 4位菅田 雅香 (日本郵政グループ) [※]40 福岡32'17 トップ差"0'36"
- 5位新谷 仁美 (積水化学)13 東京32'19 トップ差"0'38"6人抜き
- 6位谷本 七星 (名城大)34 広島32'23 トップ差"0'42"
- 7位市田 美咲 (エディオン) [※]46 鹿児島32'33 トップ差"0'52"
- 8位上杉 真穂 (千葉陸協)12 千葉32'36 トップ差"0'55"
- 9位矢田 みくに (エディオン) [※]43 熊本32'38 トップ差"0'57"
- 10位鈴木 優花 (第一生命グループ) [※]5 秋田32'41"1'00"7人抜き
- 11位出水田 眞紀 (第一生命グループ) [※]14 神奈川32'45"1'04"
- 11位中野 円花 (岩谷産業)27 大阪32'45"1'04"
- 13位和田 有菜 (日本郵政グループ) [※]17 長野32'52"1'11"
「ふるさと選手」って何?
国体や都道府県駅伝でよく聞く「ふるさと選手」っていうのは何だろうと思って調べたところ、
「出身地」ではないということを知った。
すごく簡単にいうと、
「
卒業中学校または卒業高等学校いずれかの所在地が属する都道府県」ということらしい。
国体の場合は、一旦「ふるさと選手制度」を活用し、「ふるさと」を登録した時点で、それ以降に参加する国体の「ふるさと」は変更できない、そうだ。
しかも、「
ふるさと選手制度の活用は1回につき2年以上連続(一度「ふるさと」で出場したら次回も必ず「ふるさと」で出なければならない)とし、
利用できる回数は2回まで(
2回目以降、「ふるさと」の都道府県から「居住地」または「勤務地」の都道府県へ変更して参加した後は「ふるさと選手制度」を活用できない)」とする
ルールもあるという。
一方、都道府県駅伝の場合はもっとゆるくて、
「出身中学校・高等学校所在地の都道府県から、当該年の登録にかかわらず、特別に出場することができて、その適用期間、回数に制限はない」そうだ。
適用区間は女子の場合2区間、男子の場合は1区間以内となっている。
国体のルールよりはずっとゆるいとはいえ、それでもすごくややこしい。
いずれにしても
「ふるさと選手」の「ふるさと」が意味するのは「出身地」「出生地」ではないのだった。
爺の場合、福島県生まれではあるけれど、中学・高校は神奈川県だから、福島県のふるさと選手にはなれない。
爺ではリアリティがないな。
今回宮城県のアンカーになった
小海遙くんは新潟県妙高市の出身で妙高市の新井中学卒業だけれど、今回、卒業高校である仙台育英がある宮城県の「ふるさと選手」として出場したわけだ。で、彼女は来年、新潟の「ふるさと選手」として出ることもできる。しかし、これが国体ではそうはいかず、一旦宮城をふるさと登録した場合、その後、新潟に変更するということはできないらしい。
さらに穿った考え方をすれば、社会人の場合、実業団やクラブに所属していない個人選手は、「本籍地」「居住地」「勤務地」のいずれかを登録時に選べるので、生まれた場所に本籍地があればそれを「陸協」に登録していればその都道府県の選手と見なされるらしい。
ということは、団体に所属していない個人選手で、生まれてもいない、育ってもいない場所を本籍地にしている個人選手は、全然関係ない都道府県の代表にもなれるということかな。
変なの。
よくよく考えると、親の転勤に合わせて転居が多くて、中学高校時代各地を転々とした子などは、馴染みのない場所の代表になるしかないということもある。
なんだか団体所属主義みたいで、嫌だな。
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