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のぼみ~日記 2022

2022/07/16

「それは別にいいだろ」の精神と「そういう人もいるだろ」の諦観

『マイルド・サバイバー』が校了して、後は8月8日の発売を待つだけになった。
今年の8月、世の中はちゃんとまともな状況であり続けるのかしら、何かとんでもないことが起きて本を買うだの読むだのというゆとりさえなくなるのではないかしら……という心配はあるが、手離れしたことで少しホッとしている。

今回の本はいろいろなところで神経を使ったが、あとがき部分を書けただけでも満足している、ということはすでに日記にも記した
特にこの部分かな↓

「それは別にいいだろ」「そういう人もいるだろ」の部分を伝えやすくするためにイラストを描こうと思って、ブラウザで「セーラー服」を画像検索していたら、助手さんが部屋に入ってきて「何やってるの!?」
あ~、いや、仕事(ヽヽ)でね……セーラー服ってどんな服だったかなと思って……ね……。

このゆるさというか、許容性こそが日本の強みだと思うのだが、最近ではその従順さが国の存続を危うくしている感が強い。
mRNAワクチンやDNAワクチンなるものがいかにインチキであり、危険なものであるかということは、この2年あまりの間に世界中で様々な証言、データ、研究発表が出ていて、もはやしっかり情報を集めている人の目には明らかだ。それなのに、日本は今では世界一のワクチン盲従消費国になっている。

なんとか現実に目を向けさせようとしてきた医師たちも、最近ではみんな諦めムードになっている。
例えばこの医師は今も懸命に訴え続けているが、

多くの医師は、今ももちろん危険だと言い続けているものの「それでも打つ人は打つのだから仕方がない」というスタンスになっている。
世の中がここまで壊れてきてしまった中では、この先、家族や友人がコロ枠を打ったことが原因で死んだり、寿命を縮めたりしていっても、それも「この世界の実態」の一つであり、見守るしかないという心境。
 医療従事者が自らが接種されることを拒否し、患者に打つことも止めれば波は最低限でおさまるはずです。
 しかし私は正直、もうそれは期待していません。打つ人は死ぬまで打つでしょう。潜在意識がそれを望んでいるのであり、それが本望なのだと思うより仕方ないように思います。
いしいじんぺい医師のnoteより)
子供は年齢が若い分これからの人生が長いです。コロナワクチンの重篤な後遺症は時には人生を奪うほどであり、命を落とす可能性すらあります。これほど低い有効性のためだけに子供達が命をかける値打ちは果たしてどれほどあるのでしょうか?
通常、治験には健康のリスクと引き換えに高額な謝礼が払われるものです。コロナワクチンに関しては謝礼も支払われない危険な実験に参加する人が何と多い事でしょうか。
荒川央博士のnoteより)
今回のコロナ騒動でよくわかったと思いますけど、信じすぎるのも危険です。
まさか国や医者が悪いこと勧めてくるとは思わなかった人が多かったのではないでしょうか?
疑う気持ちも必要です。
医療なんてウソばっかりですよ。
関根徹医師のブログより)
もう何も言うことは無い。
コメント欄を読めばわかるように、市民の見解と政治家・専門家で構成される大本営の見解が180度異なっていることだけは現実である。
では、その理由とは、なんなんだろう。
1)買収?
2)単にアホなだけ?
どちらなんだろう? いつもそう思う。
1)ならば、いくら啓発活動をしても無駄だけど、
2)ならば、啓発活動を続ける余地はあるのだろう。
長尾和宏医師のブログより)
なぜ、誰も怒らないのだろう?
「私も2回接種したが、効かないとはどういうことだ!効くというから打ったんだぞ!嘘じゃないか!」
「接種したけど、実際俺も感染した!どうしてくれる!」
「感染しやすくなるワクチンを、いまだに推奨してるってどういうことだバカヤロー!」
誰も怒らない。
接種を受けた8割が街で暴動を起こす様子はない。相変わらず、マスクをつけた羊たちが、この炎天下で汗水たらしながら歩いている。

妙な夢の中にいるんじゃないかという気がして、現実感を失いそうになる。
中村篤史医師のnoteより)

↑まさにこの状態。

私もそういう心境であり、そんな状況の中で自分はどう生きていけるのかというテーマに向き合うしかないと思っている。
医師たちは諦観と絶望を抱えながらも、診療や研究という仕事を続けることで毎日を過ごしていくしかない。
目の前の患者が苦しんでいればその苦しみを少しでも緩和できる方法を探りながら寄り添い、研究者であれば、信頼できそうなデータを集めて、今何が起きているのかをより正確に知る努力をする。
そうした定職を持っていない私は何をすればいいのか。
少しでも何かできないか、とは思うけれど、ギリギリのところで発信しても、手応えがないどころか、周囲の人たちが離れていくばかり。
↑こんな風に書くことが精一杯なのだった……

セーラー服を着た爺さんが街の中を徘徊していても、他の人に危害を加えないかぎりは何の問題もない。「それは別にいいだろ」と思う。
食うために稼ぐことに追われ、テレビや新聞以外の情報に触れられない人たちが瞞されて命を縮めることに関しては、悲しくなるけれど、大人なのだから、最後はしょうがないな、と思うようにしている。
ただ、自分の意思で行動を選べない子供が犠牲になるのを見ていなければならないのは、どうしてもやりきれない。
「そういう人もいるだろ」と納得することはできない。だって、子供は親に従うしかないのだから。
どれだけ自分の立場が危うくなろうと声を上げ続ける医師たちも同じ気持ちだろう。

コロ枠を子供に打つのだけはやめてくれと訴える医師たちのことを「信じない」「ごく一部のおかしい人たちがおかしなことを言っている」と考える人たち、特に子供を持つ親たちに言いたい。
医師や研究者が国の施策や業界団体の指示に真っ向から反対することで何か得することはあるのか、と。自分のキャリアが脅かされることはあっても、儲かることも、出世することもない。
その逆はある。嘘をつくことで金が入る、地位が守られる人たちがいる。
単純に考えて、どちらの言い分を信じるのか?

子供を愛しているなら、どんなに忙しくても1日時間をとって、「打て」と言う医師や「専門家」たちの根拠とするデータと、「打つな」と訴える医師たちが示す根拠とデータをしっかり比較してほしい。どちらが嘘をついているのか。どちらが人の命を救おうとしている医師なのか。先入観を持たずに、しっかり判断すれば、答えははっきり見えてくるはずだ。

「マイルド・サバイバー」 (たくき よしみつ・著、MdN新書)

   
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