こんな感じの狛犬。
吽像の顔が柔和な感じでいいね。
昭和3(1928)年生まれということは、亡くなった両親と同い年か。
愛宕神社(小山市下生井)の狛犬
さて、愛宕神社。住所は下生井1461なのだが、番地をナビに入れても出てこなくて、ちょっと苦労した。地図で確かめると、下生井小学校のそば。小学校を目当てに行って、ようやくたどり着いた。田圃の中の鎮守様という感じ。
情けない顔の狛犬。
阿像の裏側は、削り忘れたんじゃないの? というくらい雑だが、劣化してこうなったんじゃないよね?
吽像の裏はわりときれいなので、なんで阿像だけ? やっぱり劣化?
石工 阿萑翁鐫。この字、どっかで見たな。大前神社の天保の狛犬にあった「萑翁鐫」と同じか?
大前神社の天保4(1833)年よりはきれいな顔をしているかな?
脚は大前神社の狛犬より細くてスラッとしている。
吽像は顔の左耳のあたりが少し欠けてしまっている。
阿像も右耳あたりが削れてしまったかな。
天保の乙未は天保6(1835)年だ。大前神社の狛犬と同じ石工が彫ったのなら、2年後。2年でだいぶ腕を上げたのか?