断捨離しなくちゃといいながら、またカメラをポチしてしまった。
SONYのHX-90Vというカメラ。Amazonで中古が25,275円だった。「ほぼ新品」というのだが、写真しか載ってなくて、テストしたとか、そういう説明もなかったのでとても不安だったのだが、ほんとに「ほぼ新品」だった。
1枚目のファイル名がDSC000005だったから、もしかしたらほとんど使っていないまま売りに出したのではなかろうか。
非常によい買い物だった。
で、このカメラは、
- センサーが1/2.3型、2110万画素のうち1820万画素を使うというもので、1画素あたりの面積が極めて小さいのが弱点
- しかし、SONYのセンサーがどんどん進化しているのであれば、少し前の1/1.6型1200万画素センサーあたりといい勝負なのか?
- センサーが小さいのを目一杯利用して、光学30倍(24-720mm相当)というものすごい超望遠ズームがウリ
- レンズがF3.5(ワイド端) -6.4(テレ端)と、とても暗い
- AFの追尾性を上げたり、手ぶれ補正も強化されていたりするらしい
- 同じ1/2.3型超望遠ズームのモデルの中では、唯一「ポケットサイズ」と呼べる大きさで、RX100Ⅲなどより小さく、今使っているXZ-10とほぼ同じ大きさ
……ということが分かっている。
ガバサク的には、1と4が×で、今までなら手を出さないモデルなのだが、SONYのセンサーがどこまで進化しているのか実際に確かめたかったのと、これから冬になって、夏場のように昆虫やカエルをマクロで撮るという機会はなくなるため、野鳥を撮ったりするにはXZ-10では無理だから……という理由。
Stylus1を持ち歩くにはやはり大きすぎる。画質が落ちるのを承知で、試してみようかな~……と思った次第。

ポケットサイズと呼べるモデル4機種。上左が今回購入したHX-90V、上右:1型センサーのRX100Ⅲ
下左:1型センサーのCanon G9X MarkⅡ、下右:今も常に持ち歩いているXZ-10

上から(↓右から)RX100Ⅲ、HX-90V、XZ-10。厚みはHX-90Vがいちばん薄い。


背面。左からXZ-10、HX-90V、RX100Ⅲ。液晶の大きさなどはあまり変わらない。

XZ-10やG9Xとの最大の違いは、HX-90VとRX100Ⅲにはファインダー(EVF)があること。ただし、ノッチを外してポップアップさせ、手前に引っぱり出すという2段階の手順が必要なので、片手では操作できないし、これをやっている間に野鳥などは逃げてしまうこともある。

背面液晶とEVFの切り替えは自動的に行われるが、センサーが壊れたときはどうするのか心配。Stylus1はこの切り替えセンサーがだいぶ前に壊れてしまい、今はファインダー横のボタンで手動切り替えして使っているので……

背面液晶が可動式なのはいいのだが、上方向にしか動かないので、仰角撮影はできるが、上から下に見下ろした撮影では使えない↓


その点、RX100Ⅲは下方向にも動くので俯角(上から見下ろす)でも使える↓。これは大きな違いだけど、その分、RX100Ⅲのほうが少し重くなる。


今回は超望遠ということで、Stylus1も一緒に持ち出して比較した。