のぼみ~日記 2020
2020/01/05
今年の雛人形 日本橋髙島屋編
駅伝も終わり、正月も終わる。8日からまずは日本橋髙島屋で雛人形展示があるので、6日には発送しなければならない。
今年の新作は日本橋用には2組。
上の立ち雛タイプはいちばん手がかかるらしい。
こちらは十二単タイプ
年々、大きなものは売れなくなっているとのことで、今回はどちらもコンパクト。小さいほうがむしろ細工は大変になるわけで、作る側としてはあまり嬉しくないわけだが……。
十二単の木目込みを始めたのはお袋(鐸木能子)が世界で初めてだと思う。それまでの座り雛は、普通に十二単風の衣装を「着せている」作りのものばかりだ。
もっとも、十二単を「木目込む」ことにどんな意味があるのか? と言う人もいるだろう。まあ、そうかもしれないが……。
日本橋髙島屋での展示は1月8日(水)~14日(火)まで。一般の雛人形売り場ではなく、6階の美術工芸サロン(個展などをやる場所)。
売れてしまうと展示台から消えるので、ぜひ初日にどうぞ。
横浜髙島屋は1月22日(水)~28日(火)まで。7階の美術画廊にて。
横浜のほうが展示数は多いのだが、まだできてない。二週間後にはまた撮影をしなくては。
屏風も一緒にどうぞ
背景布が安物で皺がどうしても取れない。毎回セットに苦労する
室内での静物撮影というのは本当に難しい。照明など、最低限の道具が必要だし、被写界深度の加減も難しい。
毎年やっているのに、うまくならない。日常写真とは別の世界なんだね。
皺がよらない背景布がほしいのだが、高いのよね。年に1度しか使わないものに万単位のお金は出せないしなあ。
とほほ。
『木の鐸会 鐸木能子・鐸木郁子の創作雛人形』
人間国宝・平田郷陽氏の孫弟子にあたる鐸木能子(故人)が始めた「木の鐸会」。世界にわずかしか存在しない「木目込み衣装人形技法」による至高の雛人形。一般の雛人形とどこが違うのか、この写真集を見れば一目瞭然。
ISBN978-4-910117-11-9
A4判・28ページ・中綴じ・フルカラー
★オンデマンド 1200円(税別) 送料220円
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