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2019/05/15

修那羅山の石仏群（１）

修那羅大天武　（高70cm）　大天武の死後、土地の人々が古人の言い伝えをもとに、彼の偉大さを称えて像を奉納。境内で最も大きく高い石像で、身の丈五尺七寸（約1ｍ73cm）の大男であったといわれる風貌が窺える。

風神　（高40cm）　髪を後ろになびかせて垂れ下がった像容から風神像と思われる。（略）里の風祭りには、田に「おんべ」を立て祀る風習が今も坂井地区に残っている。

対神　（高　42cm）　弁財天にあやかって彫られた対神像。女性の福の神として祀られたものであろう。

蚕神　（高　53cm）　十二単衣をまとった姫神像は、蚕の白く美しい化身としての蚕神様（蚕影様）で、蚕の成育を祈願して祀られたものであろう。

銭謹金神（ぜに神様）　（高　44cm）　前面に「銭謹金神」と刻まれている。丸と四角の穴あきの銭を持つ。他にも同じ形の像が二体ある。