麻フェス会場になっていた旧粟野中学校校舎を出たら、石窯ピザの移動販売車が停まっていた。静かな夫婦?がやっていて、特に呼び込みもされなかったのだが、1枚600円は安いと思って夜食用に1枚買った。
夜にトースターで温めて食べたのだが、想像以上に美味しかった。特に生地が絶妙。チーズがかかっていない生地の縁だけを食べても、呑み込むのがもったいないくらいおいしい。
トラックに石窯を設置している石窯ピザの移動販売というのは、ネットで検索すると何台かあるらしいのだが、このお店は分からなかった。こんなにうまいのなら、どこから来たのかとか、ちゃんと訊いておくのだった。多分、もう二度とで会うことはないのだろう。一期一会ピザ。

トラックのナンバープレートも確認しなかったなあ。写真にちらっと写っている前掛けに「会津」の文字が確認できるけれど、まさか福島から来ているわけではないだろう

校庭では親子?が凧揚げをしていた

去る前に校舎をもう一度。↑帰ってから見たら、車が1台写り込んでいたのが邪魔だったので、IrfanViewでサクッと消して、色調も一発補整してみた↓ IrfanViewはほんとに助かる。Photoshopでこれをやると、もっときれいに消せるかもしれないが、何倍も時間がかかる。IrfanViewでこの作業はほんの1分ほどで終了した

粟野の狛犬探し

粟野には以前、彫刻屋台を撮るために訪れたことがあるのだが、そのとき、口粟野神社の場所が分からず、狛犬の収穫はなかった。今回は事前にGoogleマップで調べて、チェックしたい場所をメモしてから出かけた。この神社は誰かが社殿の中を写していて、そこに狛犬のような影が見られたので確認しに行ったが、社殿の中は空っぽだった

こちらは口粟野神社。旧粟野高校の隣にある。高校の駐車場に車を停めて、狛犬さんをチェック

阿吽が逆位置に置かれていた


阿像の頭の上にあるのは宝珠なのか角なのか……

吽像の頭にもなにか突起があり、これが角が折れたものなら阿像のほうは宝珠だろうし、もしかするとこちらが宝珠のつもりだったのかもしれないし……いずれにしても宝珠型狛犬

銘がほとんど読めなかったが、帰ってきてから写真をじ~~~っと見てみると、どうやら天保七? 九月と読める。奉納者は「當村 福田……」。栃木県内には福田姓が多い。粟野出身の福田さんも一人知っている(旧粟野中学に通っていたそうだ)。もしかしてその福田さんの先祖かも??
妙見寺の石仏

Googleマップに投稿されていた写真の中に、いいお顔の石仏があったので、それを見に妙見寺にも立ち寄った。これ。延宝9(1681)年という文字がはっきり確認できる。1600年代は相当古い。しかもうまい

かなりの腕の石工さんが彫ったと思われる。もしかして高遠石工の作品ではないのか?


小さな社の中も、ちょっと失礼して……