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のぼみ~日記2017たくき よしみつの日記2017


2017/11/22

レオのパンダ効果


お散歩間だかな~、とこっちを見て待っているレオ

レオの惚けがどんどんひどくなっている。同じ所を行ったり来たり、止まるとテコでも動かず地面の匂いをひたすら嗅ぎ続け、かと思うととんでもないところでウンコして、そのままウンコ出しながら歩き回るし、オシッコまだ止まってないのに歩き始めるし……。
でも、体内時計だけは正確なのか、散歩の時間には必ず我が家のほうを見て待っている。
僕を見ても、吠えるでも、尻尾を振るでもなく、ただじ~っと動かずにこっちを見ている。
頭を撫でても声をかけても邪魔そうに顔を背けるだけで、なんなんだこいつは、と思うが、こっちを見ている顔がなんとも切なくてね。
これって、顔の黒い部分が絶妙な「パンダ効果」を醸し出しているんだろうな。真っ白だったらもう少し憎たらしく見えるのかもしれない。

207/11/24


レオに比べて、おまえらは幸せでよいねえ。尻尾、固結びにしたろか


飯屋SUN再再訪

買い物をしてホームに行く前にランチ。また山本鉄筋の社員食堂に行ったら、車が停めきれずに歩道にまではみ出していたので諦めた。13時過ぎているのに、どんどん人気が出て、大変なことになっている。
諦めて、まだ入ったことのない焼肉屋(ラーメンも出しているらしいので)に行ったら準備中の札がでていてダメだった。
仕方なく飯屋SUNに。
助手さんは血の滴るようなローストビーフは無理だろうということで、唐揚げを頼むつもりだったら、終わってしまったという。唐揚げ大人気。
仕方なく、豚バラ焼きにした。680円(税別)。
某らの後から入ってきた人も、先にいてすでに食べ終わっていた作業服の男性たちのグループもみんな唐揚げを頼んでいた。
後からの人ももちろん食べられなくて「じゃあ、豚バラ大盛り」と注文していた。
先のグループの中のひとりは会計のとき「俺、680円しか持ってねえや」と言って、仲間から税分を借りていた。
どうも、開店して時間が経って、リピーターがついてきた段階で、ほとんどの人が唐揚げを頼むようになっているようだ。

豚バラ焼き680円(税別)。飲み物もついてる



ホームにて。新唱歌などを入れたDVDをおみやげに持っていった。さっそくみんなで「こまいぬさん」鑑賞中


ホームにはデイサービスの利用者が数人来ていた。その中の一人が、すぐにスタッフに噛みついたり殴りかかってきたりして大変なのだという(袖をまくり上げると、噛みつかれた痕が……)。
で、その利用者の前で何か演奏してくれないかと頼まれた。音楽療法? 生で音楽を聴いたときにその人がどんな表情になるか、リラックスするかを見たいのだと。
そう言われても、ギターもギタレレも持って来てないしなあ。ホームにあるウクレレで適当にごまかし演奏をしてみた。
それを聴く利用者を少し離れたところでじっと観察する施設長。
その探究心と仕事への取り組み姿勢にはほんとに脱帽だわ。
なんとか噛みつかれることもなく終了。お役に立てたかしら。

帰ろうとしたら、ホームの玄関前にモズの早贄が……


ローランドTB-303のオマケ


家に戻ると、『奇跡の星』の著作権印税通知が届いていた。今季は1円。通算3円で支払い保留。

隣に写っているのは移調早見ダイヤル。何かのオマケでついてきたのを何十年もなくさず持っている。重要なものがいっぱいなくなるのに、こんなものだけずっと紛失せずに残っている(常に身近な場所にぽいっと置いてあるのに)のは不思議。
よく見ると、ローランドのTB-303というベースシンセサイザーについてきたみたいだ。
MIDIが出始めた頃のものだから、かれこれ30年くらい前だろうか。
……と気になって調べたら、1982-1984年に販売していたらしい
この頃、スタジオではLinn Drumというドラムマシンがよく使われていた。あのスティーブ・ガッドでさえ持ち歩いていたという。
あるレコーディングで、録音が終わった後にディレクターが演奏を聴いて、ガッドに「ここにスネアがもう一発ほしい」と注文した。すでにドラムセットを片づけ始めていたガッドは、やおらバッグからLinn Drumを持ち出して、エンジニアに言ってラインをつなぎ、その場所で一発「ドン」とスネアの音を入れて「OK!」と言って帰っていった……という逸話を聞いたことがある。ほんとかどうか知らんけど。

そのLinn Drumが高価だったため、ローランドが似たようなのをTR-808(通称「ヤオヤ」)として発売した。定価15万円。それでも貧乏人には高かった。
それで貧乏なミュージシャン向けにTR-606というちゃちなバージョンが出て、それと一緒にベース音も入れられますという触れ込みでTB-303も出た。
僕はTR-606とTB-303を買って持っていた。どちらもリアルな音ではなく、不満だったけど、とりあえずドラマーがいなくてもリズムが打ち込めるというのでデモテープ作りにはずいぶん使った。

その後、サンプリング音源も混ぜたよりリアルなドラム音源が出てきて、TR-606もTR-303も手放した。誰かにただであげたような気がする。よく覚えていない。
テクノサウンド全盛時代になってから、かつてのTB-303のようなチープな音が人気になって、中古を血眼で探し回る人も出てきたらしいので、もう少し持っていれば金になったのかもしれない。

そのTB-303にオマケで付いていたのがこれ。1984年だったとしても30年以上前のことだから、30年以上、何度も引っ越しを繰り返したのに、なぜか紛失せずにあるんだなあ。ビックリ。

そのTB-303の時代、自宅スタジオで初めて作ったアルバム『狸と五線譜』











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