2台目は岡坪地区の屋台。ここはブルーシートが屋根だけだったので、周囲は撮影できたのだが、なにせ雨がひどい。カメラもびしょびしょになり、壊れるんじゃないかと心配した。
これだけ激しい雨のなかを突然訪れた物好きな人たちに、集会所で待機していた地元の人も呆れ顔

シートは屋根だけだったが、すでに提灯がぶら下げられてしまっていたのが痛い

1/80秒だと、雨がはっきり写り込む。レンズに水滴がついたり曇ったりで……撮れているんだかどうなんだかも分からないままひたすらシャッターを切る

高覧下は龍。障子回りは花鳥で、ほぼ白木。朱だけ少し入っている

文化6(1809)年の製作とかなり古い。彫刻師は後藤正秀ら

鬼板を狙うが、雨が激しくてピントが合わせられない

これなどは文化年間の彫刻だろう。だいぶパーツが失われている気がする

土台と車輪は漆塗り。車隠しの鳥

ずいぶん耳の長い栗鼠。まさかウサギではないだろう

障子回りの花鳥。この菊も彫りが細かくて見事


脇障子は松竹と小鳥




この鶏は嘴が欠けてしまっていて残念






鳥づくし






龍は爪までしっかり力が入っている


