
1時半くらいだったと思うのだが、客は誰もいなかった。僕らの後、2組入ってきたが、後で調べたら昼の部は3時までだったみたい

ん? ラーメン屋じゃないの? 大盛り1kgカレー? 唐揚げ食べ放題定食? じじばばには無理だよ~。ということで、さんざん悩んだ末に(後から来た客が先に注文していた)、あたしは炒飯、助手さんは冷やし中華。あと、「序の口」というので、一口餃子10個(これがミニマム単位)を注文

助手さんは最後まで担々麺にするか冷やし中華にするか迷っていたが「10目」の文字を見てこれに決定

先に炒飯がきたのだが……は? な・な・な・なんだこりゃ?

大きさ、分かるかなあ。下のプレートが40cm×30cmくらいの大きさ。そこに山盛りの炒飯。軽く3人前はある。嘘だろおい。右に見えているのはよくあるテーブル胡椒の缶。1kgくらいはある

助手さんの冷やし中華が遅れて到着。こっちは、皿はでかいけど、まあ、驚くほどの量じゃない。具が山盛りで麺が見えないけど、うまそうだ

餃子10個もきた。一口サイズというけど、形が丸いだけで、ほぼ普通サイズ。最小単位が10個からだからしょうがないけど、食い切れるか……なにせ炒飯が……

すでに満腹なのだが、全然減ってない。ちなみにスープも丼みたいなのに入っている。当然、完食は最初に見たときから諦めているのだが……

小皿に山盛りにして助手さんにも渡すが、このへんでギブアップ

残りはパックに入れてお持ち帰り。後で気づいたのだが、店内2箇所に空のパックと袋が用意してあった。ご飯ものは食い切れないの前提らしい

これが店名なのか?
巨大炒飯は780円。冷やし中華が850円。餃子10個が300円。合計1930円。2030円出して100円玉がお釣りできた。材料費だけでも相当かかっているだろうに、やっていけるんだろうかと心配になる。
それにしてもなんちゅう店だ。
店内にも店名表示がなくて、食べ終わって会計しても店名が分からなかったのだが、店を出てまじまじと見上げると、消した看板の隅に、透明アクリル板に書かれたちっちゃな看板がビスで無造作に打ち付けられていた。
オレンジ色の看板にオレンジ色の文字だし、わかんね~よ。
ちなみに味のほうは、炒飯はちょっと塩がきつい感じで、あの塩分であの量は身体に悪い。
しかし、夜、持ち帰った炒飯の残りをレンジで温めて、小さなスプーンでちびちび、つまみ代わりに食ったら、これが妙に癖になる味でうまい。
10目の10種はなんだったのだろう。スモークハムとショルダーベーコンと卵と海老とアサリで5目。ネギ、あと、栗みたいなのが入っていた。
それらの味が時間と共にごはんに染み込み、夜、つまみにして食ったときは昼間熱々で食ったときよりもうまい気がした。
唐揚げ食い放題定食以外はシェアや持ち帰り歓迎ということなので、ご飯もの1つと餃子10個だけで2人が満腹になる。安上がり。
餃子は20個のを注文して10個は持ち帰ってもいいかな。
このお店、鹿沼に買い出しに行ったときの定番になりそうだ。次回は絶対に担々麺を注文しよう。
あ、野菜麺もよさそうだな。しばらく楽しめそうだな。