一つ前の日記へ一つ前へ |  目次へ   | 次の日記へ次の日記へ

のぼみ~日記2017たくき よしみつの日記2017


2017/02/25

フレッシュマートのリフレッシュ計画?


去年までは看板があったが……



歩道整備工事で看板が撤去されてしまった


クロワッサンのパンを買って、JA直売所で葉物野菜を買って、その後、フレッシュマートたかざわに行って豚肉と大根とコロッケを買った。
フレッシュマートたかざわは例幣使街道沿いにある食料品中心の昔ながらのお店。ここに店があることは分かるのだが、引っ越して来て何年もの間、入ったことがなかった。一度入ってみたら、豚肉や鰺の開きとか、なかなかおいしいし、野菜はJA直売所より安いこともある。直売所からキュウリやキャベツが消えたときもここにはちゃんとあったりするので、助かっている。
しかし、とにかく外観がパッとしない。入り口が引っ込んでいて店内は暗くて見えないし、出っ張っている倉庫?のシャッターが常に閉まっているので、店そのものが廃業していると思いながら横を通り過ぎる人も多いのではないだろうか。開いていても閉まっているように見えてしまうのは致命的だ。実際、何度も来ているが、まず客とかち合ったことがない。

やっているのは70代の夫婦。最近はすっかり顔を覚えられているので、今日も「暖かいんだか寒いんだか分からない天気ですねえ」などと声をかけられて、そのままちょっと立ち話。
雨が降らないから板荷のほうでは井戸水が涸れそうで、風呂も控えている家があるとか。
板荷に水道が引かれていないのも初めて知った。
で、ご主人が移動販売車を週2回運転して板荷、小来川方面に行商に行っていることも初めて知った。
「見てくださいよ」と移動販売車を見せてくれた。あ~、それでいつもシャッターが閉まっているのか……。
このシャッターのおかげで、店が開いていても閉まっているように見えると僕が言うと、「そうなんですよ。私も分かっているんですけど、トラックには商品積んだままだから開けておくわけにもいかないし……」とのこと。
「店の前の歩道拡幅工事が始まって、看板も外されてしまったから、ますます分からなくなる」という。
え? 看板が撤去? ……と改めて外に出て見たら、確かに前はあった看板が消えていた。これではもはや、店がここにあることさえ分からないなあ。
「じゃあ、いっそシャッターに絵でも描いて、でかでかと『シャッター下りててもやってますよ!』って書いたりしたらどうですか」と提案してみた。
さらに話が盛りあがって(僕が勝手に盛り上げたのだが)、「店の正面にあるイケメン地蔵を店のシンボルにしたらどうか」とか「何か1つでもいいからイケメン地蔵にちなんだキラー商品を置いたらいいのに」「でも食べ物は腐るから腐らないもの、ミニチュア地蔵フィギュアで、これを買うとハンサムな男と幸せになれる運がつくとかなんとか……」「美大生の作品として店をデコってもらうとか、壁面にアートして……」とかいろいろ言いたいことを言ってきた。
二人とも面白がって聞いてくれて、そこそこ本気出してきたような……?

言いっ放しではちょっと無責任だから、簡単なシミュレーションでもしてみようか……ということで、こんなことしてみた。


店に面している車線は上り方向(日光から鹿沼方向)だが、このシャッター倉庫が出っ張っているので、店の入り口も、唯一残った屋根の文字も見えない



常時閉まっているこのシャッターのせいで、店が開いていないように思われる



ここには移動販売のトラックが入っているのだった。今回見せてもらって初めて知った



冷蔵庫も積んだかなり本格的なやつ



週2回の移動販売の売り上げのほうが店での売り上げより多いのだとか



となると、まずはこのシャッターをなんとかしたほうがいいんじゃないか……看板もなくなってしまったのだし



店の正面には「イケメン地蔵」がある。これをうまく利用して、店を覚えてもらえないかな



現在は冬バージョンでしっかり着込んでいる



だいぶ摩耗してしまっているが、想像力を膨らませるとイケメンな表情が浮かぶ



こんな感じ? と、助手さんに見せたら「もっと顔が大きいほうがいい。台座はいらないでしょ」と指摘された



じゃあ、こんな感じ? あとは、何を売っている店なのかすぐに分かるような表示を入れないとダメだなあ



ついでに、こんな商品開発もしてみたらどうだろう。焦がすかソースで描くか……

さらには、「イケメン地蔵物語」なんて冊子を作って置いておくとか……。
宿場町・文挟に残る個人商店はもはやごくわずか。例幣使街道を歩く人もいるし、目印代わりのスポットになってもらえれば楽しい。

まあ、考えるだけなら文字通り机上の空論というかパソコンモニター上のお遊びで終わってしまう。何か実際にできれば面白いけれど、お金もかけられないし、こういうのを楽しんでやってくれそうな人脈も今のところ思い当たらないから、なかなか難しいねえ。

文挟の新興住宅地の人たちなんかでも、一度も入ったことがないという人がいっぱいいそうだ。肉なんか、普通のスーパーで売っているやつよりしっかりした味でおいしいし、野菜なんかもものによっては直売所より安かったりするから、助かるんだけれどなあ。
サラッと応援したいお店なのであった。

日光クリック フレッシュマート たかざわ
日光市文挾町130-1
tel:0288-27-0105
なんとなく日没くらいまで?  日曜定休














『彫刻屋台図鑑01 鹿沼の彫刻屋台』

ユネスコ無形文化遺産登録で注目が集まる鹿沼の彫刻屋台。全27屋台を128ページフルカラーで「アート」として見つめ直す写真集。
B6判・128ページ フルカラー オンデマンド 無線綴じ  1280円(税別) 送料:160円
■ご案内ページは⇒こちら 


狛犬図鑑01 日光のはじめ狛犬たち
あなたの知らない日光がここにある! 山奥にひっそりいる幻のはじめ狛犬なども網羅。ご案内は⇒こちらから
『狛犬ガイドブックVol.1』
狛犬ファン待望の「ガイドブック」シリーズ第一弾「狛犬の楽しみ方」 ご案内は⇒こちらから
冊数


更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報



iBooks図書館ガイド  Kindleアプリで本を読む



一つ前の日記へ一つ前へ |  | 次の日記へ次の日記へ

      
Kindle Booksbooks    たくきの音楽(MP3)music    目次へ目次    takuki.com homeHOME


tanupack音楽館  よいサイト 41.st  たくき よしみつの本 出版リストと購入先へのリンク  デジカメと写真撮影術のことならここへ! ガバサク道場




Google
abukuma.us を検索 tanupack.com を検索