横浜往復

親父のことで、今日は横浜までクルマで往復。役所に届出書類を出しに行く（電話で郵送ではダメかと訊いたら、窓口まで来なければダメだと言われてしまった）のと、介護施設にテレビと上着を届ける。

都賀西方PAで朝飯、というかランチというか……

ここではこれ以外注文したことがないような気がする。パワーランチ780円だったかな。揚げたての鰺フライがうまいのだ。ごはん少なめで、と言うのを忘れた

先日、ナビの地図データ無料アップデートをしたからだろうか、圏央道に入れとナビが言う。ほんまかいな？　そっちのほうが早いのか？　と疑問に思いつつも、通ったことのないルートに興味も引かれたので指示通り圏央道へ入った。

後でGoogleマップで確認したら、30km近く遠回りなルートだ。しかし、時速100kmで走っていれば30kmは十数分。首都高で渋滞に巻き込まれたりすれば簡単に逆転されるし、流れていても首都高は分岐が多くて神経を使うからなあ。
圏央道ルートは退屈だが、一旦入ればあとは海老名ジャンクションまで分岐なしで迷うこともない。
まあ、いっか。

区役所では、駐車場の空き待ちのクルマがつながっていて30分近く待たされた。ようやく中に入って窓口に行ったら、待ち人数3人なのにこれまたやたらと待たされて……職員はていねいな仕事をしているのかもしれないが、もう少し効率的にできそうなものだ。
では次に○番窓口と○番窓口へ行ってください……と、３つの窓口を梯子させられて、予定よりだいぶ遅れて、親父のいる介護施設へ。

そこで実家に母親の介護に行っていた助手さんと待ち合わせして、帰りは二人で日光へ。交通費節約のためこうした。

日光では駐車場には入れずに待たされるなんてことはありえないし、駐車料金というのも払うことはない。役所の窓口で待たされたこともない（手続きそのもので時間を取られて待たされたことはあるが）。それがあたりまえになっているので、たまに都会に出てくるとすごく疲れる。

帰りもナビは圏央道を通すルートを「推奨」というので、同じルートを戻った。
圏央道ルートだと蓮田SAを通らないので、いつものラーメンが食えなかった。仕方なく、狭山PAで売っていた駅弁を買って帰る。帰ってから食事の用意とか、疲れて無理だもの。

親父は元気だった。ほしいと言っていたウクレレ、結局全然触っていなくて段ボールに入ったままだった。チューニングメーターに電池を入れるところからしてできないようだったので、誰かに頼めば電池入れるくらいやってくれるからと電話で何度も言ったのだが、やはり無理かあ……。
チューニングして、こんな風に弾くのよ、と教えたが、すぐに忘れてしまうだろう。まあ、いいや。かさばるものではないので、お守り代わりだと思って……。
ちなみに僕はウクレレに触ったのは幼児期以来のような気がする。ウクレレの弦って、4弦が3弦より細い（高い）の？　張ってある弦の太さを見たらどうもそんな感じなのだが……全然知らないのだよね、そういうことも。
フレット間がこんなに狭いんだというのも初めて実感。ギターに慣れていると、かえって難しい。
サックス奏者がEWIを難しいと感じるようなものだろうか。

親父はこのまま100歳くらいまで生きるのではないだろうか。そうなると僕が先に死んでしまう確率もかなり高い気がする。すでに実父が死んだ歳を超えたし、お世話になった人たちの多くが50代後半や60代前半で亡くなっている。
誰かが死ぬと、その人の年齢を確認して「まだ若いのに」とか言うけれど、そういうものではないんだよね、死って。平均寿命より長く生きたかどうかとかではない。もっともっと「個人的」なものだ。