2016/11/12
晴れている

今週の天気予報。晴れマークが並んでいる。気温は乱高下ぎみ? こんな程度で冬が過ぎてくれたら楽なんだが……。

夜、外が妙に明るいのに気がついた。玄関を出たら、月がでかかった。今週あたり、月と地球の距離がいちばん短いんだとかなんだとか……
2016/11/13

食材がないというので、ブヴロンのパン小屋まで久々に涼風号MarkIIで行ったら、あちゃ~、閉まっている。猫がふてぶてしく見える

しょうがないから、こんな景色でも撮って帰るか


なんか鳥もいたんだが、どっかへ消えてしまって撮れなかった

夜、やっぱり外が明るい。バルコニーに出てみたが、ちょうど木の向こう側だ

しかも雲も出ている。それでもこんなに明るい
2016/11/14

今日から助手さんはまた母親の介護で逗子へ。昼飯はひとりで山鉄へ行く

悩んだ末に、鍋焼きうどんにしてみた。寒いしね

あっつあつ。具だくさん。大きなエビ天まで入っていて、舞茸ごはんもついてくる。これでやっぱり600円+税
鍋焼きうどんなんて頼んだの何年ぶりだろう。もしかしたら何十年ぶりかもしれない。記憶にない。
それでも記憶をたどってみると……最後に鍋焼きうどんを頼んだのは、鷺沼時代だった気がする。ということは、まだ20代だから、30年以上前だ。
10歳年上の従兄が結婚式場の写真館をやって成功していたのだが、お袋が人形の写真を撮ってくれと呼んだ。その帰りに、まだ新婚だった僕のところによって、一緒に飯を食ったのだった。
うどん屋に入った。僕は生姜のきいたやつを頼んだのだが、従兄は「奢ってやるからもっと高いやつ頼めよ」と、メニュー表の中でいちばん高い鍋焼きうどんを勝手に二人分頼んだ。
値段はたしか1200円くらいだったと思う。
それ以来、自分で鍋焼きうどんを頼んだという記憶がないのだ。
家でも、最初から「鍋焼きうどんを作る」という意識で出てきたことはない。鍋をやった最後にうどんを入れて……というのはあるが……。
山鉄の鍋焼きうどんは648円(税込)だから、30年以上前に従兄に奢ってもらった鍋焼きうどんの半分くらいの値段だ。30年で物価って上がっていないんだろうか。
ちなみに、今日は11時35分くらいに入った。僕が二人目の客だった。「鍋焼きうどん」と言うと「今日から始めたんです」とのこと。
口開けの客は唐揚げ定食を頼んでいたから、僕が山鉄の鍋焼きうどんを食べた最初の客になった。
だからなんだと言われても困るが……。
今日のオマケ 離婚しない人生は珍しい
従兄の話が出たので、異母兄弟、異父兄弟の話をしてみる。
僕には異母妹と異母弟がひとりずつ、異父妹がひとりいる。両親が同じ兄弟はひとりもいない。
で、母方のいとこがいろいろいるんだけれど、そのうち両親が同じ兄弟のいとこのほうが少ない。
母親は7人兄弟の6番目。
いちばん上の長兄は戦争でボルネオ島に行き、そこで現地妻を作って娘をひとりもうけた。自分の名前を1字入れて「ユウハナ」という名前をつけたそうだ。
終戦で引き上げてきて、現地妻と娘はボルネオ島に置いたまま。日本に帰ってから結婚して、娘をひとりもうけた。この娘は僕より2歳下だが、彼女には異母姉がいるわけだ。
次兄は秀才だったそうだが、身体が弱くて、結婚後、娘をひとりもうけた後に死んだ。その娘も僕より1つか2つ年下だが、母親が再婚して子供をもうけたので、やはり異父兄弟がいる。
長姉は結婚して娘二人、息子ひとりをもうけた。このおばさんは離婚しなかったので、この3人のいとこは両親が同じ。
二番目の姉は戦争中に「足入れ婚」というのをして、その相手との間に男の子が生まれたが、相手は結婚せず、別の女性と結婚し、生まれた男の子はその二番目のおばさんのもとに残された。
しかし、戦後すぐ、そのおばさんは二人の子持ちの男性と結婚。自分の息子は相手が養育を拒否したので、長兄のところに養子に出した。例のボルネオ帰りのおじさん。つまり長兄おじさんには、腹違いの娘が二人と養子の息子がひとりになったわけだ。
ひどいなと思うのは、二番目のおばさんの結婚相手の男性は自分の二人の連れ子をしっかりおばさんに育てさせたこと。
ちなみにこの、長兄おじさんの養子に出された男の子が、鍋焼きうどんを奢ってくれた従兄だ。
彼は中学を出ると長兄おじさんの家を出て上京し、長姉おばさんの家(家内製本業をしていた)に住み込みで働きながら写真学校に通ってカメラマンになった。
彼はその後も母親のことは「おかあちゃん」と呼んで慕っていて、母親の再婚相手との間に生まれた娘と息子(異父妹と弟)も可愛がっていた。
3番目のおばさんは幼少期に「くる病」にかかって、障碍者となり、一生独身だった。闊達な人だったけれど、結局女兄弟の中ではいちばん先に亡くなった。
4番目の娘がお袋だけれど、これまた離婚して再婚したから、僕には異母兄弟が3人いるわけだ。
5番目のおばさん(末っ子)は若いときにカトリックのシスターとして出家して、生涯独身かと思いきや、中年になってから20以上年上の子連れの男性と結婚した。その男性は父親くらいの年齢で、すでに成人している娘が二人。一応その二人の娘の義母になったわけだ。
……そんなわけで、僕の認識では「離婚しない人」は珍しい。
同年代の女友達もことごとく離婚しているし……。ざっと数えても6、7人はすぐに頭に浮かぶ。
だから、自分が結婚するときも、「もって半年かなあ」なんて思っていた。
最も離婚しそうなのが自分自身だったから。
それが35年以上離婚しないできたというのは、なんともはや……。
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更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報
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「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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