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のぼみ~日記2016

2016/10/13

灯油の季節



いよいよストーブを入れた。去年から持ち越した灯油がなくなってしまい、夜中に外のタンクにまで入れにいく。面倒な季節がまた来たなあ

備前焼狛犬


相原武弘さんが備前焼狛犬(備前宮獅子)の追跡研究集大成として立派な本を上梓された。
『備前焼の狛犬 全国の備前焼狛犬を訪ねて』(日本文教出版)

正直なところ、焼き物の狛犬にはそれほど興味を引かれていなかったのだが、これを読むと今まで見落としていた視点がいっぱいあったことに気づかされる。
いちばん意外だったのは、日本全国に備前焼狛犬が数百しかない、ということ。
本書では342対調べていて、その全写真が掲載されているのだが、そのうち266は岡山県。いわば地元。空白県が25もある。
備前焼狛犬がない都道府県のほうが多いことになるが、本当だろうか。日本中、どこに行っても見かける狛犬……という印象を持っていただけに、え? ほんと? となった。
例えば、東京で1、神奈川で2……ほんとかしら?

だいぶ前に記録が途絶えたままになっているデータベースを「焼」の字で検索してみると……、

岩手県遠野市,伊勢両宮神社
岩手県遠野市,日出神社(ただしこれは備前焼ではない)
岩手県遠野市,遠野八幡宮

……と、岩手県だけでも3対記録されていた。

新潟県新潟市一番堀通町(市役所の前),白山神社
新潟県長岡市御山町悠久山公園内,蒼柴神社
新潟県柏崎市番新,番神堂
新潟県三島郡出雲崎町石井町,石井神社

岐阜県瑞浪市陶町大川,八王子神社(美濃焼 2対)

京都府中京区,八坂神社

三保関神社(島根)

……と見つかったが、言われてみれば少ない。
漠然と、「全国どこにでもいる」と思い込んでいたが、単なる「思い込み」だったのだろうか。
いずれにせよ、備前焼狛犬の歴史なども詳しく調べられていて、貴重な資料だと思う。


例えば、岩手県には僕が見たものだけでも数対あるので、空白県ではないはず



それにしてもすごい執念というか努力だ



A4フルカラー232ページ。価格は2000円+税となっている。自費出版なので、完全な原価割れ価格だろう。


並木太郎 ←演歌歌手じゃない


テレビでたまたま見ていた番組にて。栃木県観光大使は栃木県クイズ30問に全部答えられるか……という企画



U字工事、27問目で撃沈。惜しい! 正解は「並木太郎」だとさ。知らんなあ

U字工事の他、ダイアモンド☆ユカイと、もうひとり、若い女性タレント(モデル??)の3人が挑戦していたが、二人は早々と脱落。特に若い女性は1問目の「日光東照宮」は漢字が書けず、「益子焼」を「ありた焼き」と答える始末。(有田焼って答えるのもすごいが、有田の漢字が書けないのもすごい)
栃木県では「観光大使」という肩書きの委嘱はなくて、「とちぎ未来大使」というらしい。
若い女性タレントの名前を調べようとしてそのページを見たら、なんと362名もいるではないか。
そんなにいるものなの?

気になったので隣県を見たら……「さいたま観光大使」は12組だが、そのうち「浦和うなこちゃん」はゆるキャラ、浦和レッズと大宮アルディージャはサッカーチームで、それらしいのは8組。
群馬は多くて、121組。
やはり栃木の362人というのは超インフレ状態のような……。まあ、どうでもいいけど。













狛犬図鑑01 日光のはじめ狛犬たち
あなたの知らない日光がここにある! 山奥にひっそりいる幻のはじめ狛犬なども網羅。ご案内は⇒こちらから

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「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!

第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる

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裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。

第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

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