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のぼみ~日記2016

2016/08/05

宇都宮市宝木本町寶国神社の狛犬たち(2)天明年間のはじめ狛犬



社殿には立派な木彫もある。その社殿の左手奥に入っていくと……。おお~! いたぁ。保存状態のよいはじめ狛犬が待っていた。

笑っているようなはじめ狛犬。阿像



完全に笑っているね、これは



頭の上にあるのは角なのか宝珠なのか、ちょっと分かりづらい



真正面から



吽像は植え込みの陰に隠れていて写真が撮りづらかった。助手さんに枝を持ち上げてもらって……





地衣類に被われていて表情が分かりづらい



台座には「天明」とはっきり読めるが、肝心の年号が削れてしまっている。グーグーさんデータでは天明6年(1786)と読めたという。2007年2月11日に撮ったときにはそう読めたわけだから、それから10年近くの間に年号部分が剥離してしまったのだろう。これだから読み取れるうちにしっかりと年号を記録しておくことが重要なのだよね



こんな配置



吽像の顔は少し洗ったほうがいいかもしれない



天明6年というと、栃木県の古い狛犬ランキングの堂々TOP10入りである。

1位・寛永13年(1636年) 日光市 東照宮奥の宮の「奉納させてやる」狛犬
2位・明暦4年6月(1658) 日光市 青龍神社の苔むし狛犬
3位・天和3年(1683年) 東照宮のブロンズ狛犬
4位・元文4年(1739年) 多気山不動のカバ狛犬
5位・寛保3年(1743年) 足尾町 通洞鉱山神社のちょっと中国獅子風の狛犬
6位・明和6年(1769年) 壬生町 雄琴神社 カマキリ顔の狛犬
7位・明和7年(1770年) 大室高お神社 狛犬は歯が命狛犬
8位・天明2年(1782年) 塩谷郡藤原町 十二神社 白くなってしまった狛犬
9位・天明6年(1786年) 宇都宮市宝木本町 寶徳神社のはじめ狛犬
10位・寛政9年(1797年) 下都賀郡藤岡町 八龍神社 
11位・寛政11年(1799年) 鹿沼市 古峰神社 デブだけど名品

年号が確認できないはじめちゃんは他に多数存在しているので、実際にはトップ10から外れてしまうのだろうが、年号が確認できるというのはこれだけ重要なことなのだ。

しかしこの神社、なんでこんなにすごい狛犬が揃っているのだろうか……。実は社殿の右側末社前にはさらにすごいのが……。それは次ページで。







 

『日本狛犬図鑑05 小松利平・小松寅吉・小林和平』

利平・寅吉・和平の狛犬作品のほぼすべてを収録。掲載写真点数約200点。
狛犬図鑑03・04
B6判・96ページ フルカラー オンデマンド 無線綴じ  1200円(税別)  送料:220円
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狛犬図鑑01 日光のはじめ狛犬たち
あなたの知らない日光がここにある! 山奥にひっそりいる幻のはじめ狛犬なども網羅。ご案内は⇒こちらから
『狛犬ガイドブックVol.1』
狛犬ファン待望の「ガイドブック」シリーズ第一弾「狛犬の楽しみ方」 ご案内は⇒こちらから
冊数


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「福島問題」の本質とは何か?


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『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
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