2016/05/11
シュレが「ヘ池」に初産卵

一輪だけ咲いたスミレの花の下あたり。分かるかなあ……
かわず庵の庭ではもう長いことシュレが昼も夜も鳴き続けているのだが、未だに姿を見られないし、卵も見つからない。♂ばかりで♀が一匹もいないとか? それにしても1つくらい卵があってもよさそうなものなのに……と思っていたら、「ヘ池」の縁にそれらしきものを見つけた。
小さな穴から白いものがほんのちょっとだけ覗いている。これはシュレの卵なのでは?

顔を近づけてみてようやくそれらしいと分かる。実際にはこれこそシュレの正しい産卵方法なのよね。田んぼにプカプカ浮いているのは穴から掻き出されてしまった失敗事例なのだから

池はトウキョウダルマガエルばかりで、シュレの姿は今日も見られない

こういうところに穴を掘って産んでいるのかしら……
夕方、足場の上を伝い、家の周りを点検していたら、勝手口上の照明が割れているのを発見。下から見ている限りでは見つけられない壊れ方。
カバーが経年劣化して割れたのではなく、おそらく去年の夏の雹が原因だろう。でかいのが直撃して割れたに違いない。
すでに雨水が中に入り込み、蛍光灯も配線回りも苔が生えていた。
勝手口は常時閉めてあって使わないし、この照明もつけたことがないからよかったが、使っていたら漏電やショートが起きていただろう。
危ないところだった。
使っていない照明だから新品交換はもったいない。穴をガムテープでふさいだ上でカバーを上下逆につけ直して応急処置した。

これは足場を組んで登ったからこそ見つけられたが、下からは見えないから、ずっと見逃すところだった

カバーを外すと、中に水が入り、苔が生えていた

掃除して穴をふさいでカバーを逆につけた
2016/05/12
シュレのオタマ順調

シュレスキューで拾ってきたシュレの卵から孵ったオタマは「ヘ池」で順調に成長している
……と思ってのんびり見ていたら……一寸先は闇であるね。なんか、一瞬のことで分からなかったけれど、このカエル、失敗したっぽい……

「ヘ池」の縁。こんなに狭いところにトウキョウダルマガエルが6匹も並んでいる

雨(の予報)で2日間開始が遅れた屋根工事がいよいよ始まった。まずはゴムアスファルトルーフィングを貼っていく作業

屋根板を張るよりこちらのほうが天候を選ぶね。雨はもちろん、風があってもできないから

これが屋根板本体。ガルバ鋼板の裏に断熱・防音材が貼ってある。このウレタン材(?)は資材屋が手作業で貼っているそうだ。コストの問題もあるだろうが、製品として裏側に断熱・防音材を貼ってあるものは尺が短くて使いづらいんだとか

ゴムアスルーフィングを貼っていく途中。普通のルーフィングはゴムアスファルトではなくて「紙」に近いのだが、これは厚みと弾力があるので、ビスに絡みつき、ビス打ちして空いた穴からの漏水を防ぐ効果がある。その代わり高価

スレート瓦の上に直接貼っていくため、ルーフィングの裏には強力な糊がついていて、シール状になっている。これも高くなる一因。でも、この仕様じゃないと「重ね葺き」には使えないから高価でも仕方がない

こういうつなぎ目部分が面倒

このドーマーのつなぎ目部分からすでに少し雨漏りしていたとか。やはり今やって正解だったな

職人さんが帰った後、ひとりで足場に上り、つなぎ目のチェックと補修。こういう部分をシリコンシーラントで埋めていく
60代になると、やはり身体が昔のようには動かない。平衡感覚も弱っているので、高いところに登るのはとても怖い。
ゆっくり、慎重に動く。
脚立を使う作業よりは足場の上での作業のほうがずっと安全ではあるから、ほんと、今がチャンス。今しかできない作業をやっておかないと……。
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「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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