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のぼみ~日記2016

2016/04/09

復活の沢





突然、水が流れ込んできていた用水路と復活の沢のジョイント部分。今日も落ち葉を掻き出す作業。
おそらくこの水の流れの中には元の川にいた稚魚なんかがけっこう混じっている。

こちらは「オオカミ池」のメダカ



正面から見ると、結構平べったいのね、メダカって



家の前の八重桜。かなり開いてきた



ハナニラ?



お隣の桜、ほぼ満開に


腐ってもMartin


Toko監督から、『奇跡の星』の弾き語りバージョンをちゃんと録るつもりはないかと言われて、じゃあ……と、映画で弾いていたのと同じMartinを引っぱり出す。もしかするとあの映画ロケで獏原人村に行って以来かもしれない。ずぼらな持ち主で悪いね>マーチン
で、なんで椅子が折りたたみの補助椅子なのかというと……



まもちゃん製作の椅子をのぼるくんが占領していて、鼾かいて寝ているから。起こすと悪いかなあ、と、甘い俺



000C-16SGTというモデル。2003年の製作。その後、製造中止になって、今は後継機種に代わっているらしい



Martinの歴史みたいなものをついついネットで読んでしまった。ドイツからの移民が創業者なのだね。シリアルナンバーで製造年が分かるのだが、1800年代最後あたりは年間400台くらい。1960年代に1万台を突破して、1970年代に2万台突破。うちにあるのが作られた2003年には6万台以上。
去年は約11万5000台。創業200年を前に累計およそ200万台のMartin Guitar……多いのか少ないのか……。
僕は特にギターが好きというわけではないので、Martinに憧れるということもなかった。軽くて弾きやすくていい音がすればいいじゃん、っていう考え方だった。
今は鉄弦のアコースティックギターは持っていない。あるのはほとんどガットギター。
まあ……もう、死ぬまでギターは買わないだろうな。

ムヒカ氏が初来日

前ベネズエラ大統領のホセ・ムヒカ氏が初来日した。
この人のことは何年か前にネットで初めて知った。
ヒッチハイクをしていた青年が、何十台も車が通り過ぎた後でようやく停まってくれた古いワーゲンビートルに乗せてもらったら、大統領夫妻の車だったという伝説。
⇒ここなんかにまとめがある。
最初はほんとかなあ、なんか脚色しているんじゃないのかなあとも思ったが、どうも本当らしい。
フジテレビが何度も特番を組んだ。それを見ると、若いときは反政府ゲリラのリーダーで、6発の銃弾を身体に撃ち込まれ、何度も投獄、脱獄を繰り返し、4回目の投獄は1972年から軍政が終わる1985年まで13年間も続いたという。身動きの取れないような狭い独居房に閉じ込められ、拷問されても発狂せずに耐え抜いたという壮絶な人生。
ネットで検索すると名言がいっぱい出てくる。
4月7日には東京外語大で講演。そのときの様子が東京新聞に紹介されている。

人間にはエゴイズムというものがある。これは自分を守るためで、自然が与えてくれたもの。他方で、人間は世代間の連帯や協調で文明、文化、知識を築いてきた。教育によって、エゴにブレーキをかけられることも知っている。連帯や協調は、社会を変える力になることを学んだ。しかし、人間は神ではないので、社会は問題を抱える。それを政治で調整しようとする。


この言葉を日本の政治家たちは理解できるだろうか。到底できないだろうな。

彼が一躍世界的に有名になったのは、2012年6月ブラジルで開催された国連主催の環境会議での演説全文訳が⇒ここなどにある。
私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。

ムヒカ氏特番を連発したのがフジテレビだというのがなんとも皮肉に思えるが、さすがに、彼が安倍政権が憲法解釈を変更してまで安保関連法をごり押ししたことを批判したということには触れなかったようだ。
ムヒカ氏は六日、東京都内で一部メディアの取材に応じ、日本政府が憲法解釈を変更、他国を武力で守ることを可能にした安全保障関連法を制定したことについて「憲法の解釈を変えたのは、日本が先走って大きな過ちを犯していると思う」と批判した。
中日新聞 4月7日


日本の経済を建て直すには、外国企業を丸ごと呼び込むしかないと言っていた人がいるけれど、いっそきちんとした理性と倫理観を持った政治家もまるごと引っ張ってきたい気持ち。






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「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!

第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる

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裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。

第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

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