2016/01/09
日光のはじめ狛犬たち を撮る(1)嘉多蔵(かたくら)高龗(たかお)神社

「日本狛犬図鑑」シリーズの第一弾は、「東照宮の狛犬と日光のはじめ狛犬たち」に決定。
当初は24ページくらいで簡単にまとめられるかと思っていたのだが、まだ写真に収めていないはじめ狛犬がいくつかあるし、過去に撮った写真も、いざ「写真集」に収めるとなるとクオリティがちょっと……というものが多い。
そこで、撮り直したほうがいいと思う狛犬を撮り直しに行くことにした。
まずは嘉多蔵の高龗神社。ここはとても行きづらい場所。前に行ったときは暗くてよく撮れなかった。カメラもコンパクト機のLX5とかだったし。
道が狭いことが分かっているのでX-90で出かけたが、またまた道に迷った。前の記憶をたどりながらなんとか到着。

個性的なはじめちゃんだねえ
もう一社、大室高龗神社の狛犬も撮り直そうと回ったが、家を出たのが遅かったのですでに日没。暗いのでよく撮れなかった。
狛犬は以前は社殿前の石段の下だったが、石段の上に移動されていた。
大室高龗神社

ここはこのへんではいちばん大きな神社かもしれない

暗くてよく撮れなかった

狛犬の回りのスペースがないので撮りづらい

明和7(1770)年は今のところ栃木県内古い狛犬の第9位

ここには一体だけこんなのもいる
2016/01/10

一夜明け、今日も撮り直し行脚。その前に朝(というか昼)飯。ブヴロンのパンにさんしょう家の山椒ジャムをつけて……
根室高龗神社

昨日撮っておけばよかったのだが、ここも……。連休の中日、地域のイベントがあるらしくて集会所の前にクルマがいっぱいとまっていたが、神社には誰もいなかった

日差しと風が強くてちょっと難儀した
薄井沢高龗神社

ここははじめ狛犬とは言いがたいけれど、味があるので……

はじめ狛犬から宝珠狛犬に進化したあたり。嘉永3(1850)年
昨日、あまりに暗かったので、この後、大室高龗神社にもう一度行って撮り直しの撮り直しをするつもりだったが、薄井沢で地元のおじさんに捕まってしまい、しばし狛犬の講釈をしてしまった。どんどん日没が迫る。適当なところで切り上げて大室高龗神社に急ぐ。
大室高龗神社

正月だからか人が多かった。昨日よりは明るいが、明暗差があってやはり撮りづらい
ここでまた日没。
帰り道、猪倉でどんど焼きの現場に出くわした。昨日も大室で見かけた。地域によって焼いているものが違う。大室では藁を積み上げていたが、猪倉では木ぎれなどを燃やしている感じ。


板橋地区でもやっている。向こうに見えているのは男体山
8日の人丸神社から始まって、9日、10日とこれで3連続撮り直し行脚だが、やればやるほど「あれも撮り直したい」「これはまだ見ていない」……となってきて、収拾がつかなくなってきた感じだ。
でも、やるからにはいいものにしないとね。
あなたの知らない日光がここにある! 山奥にひっそりいる幻のはじめ狛犬なども網羅。
ご案内は⇒こちらから

「フクシマ」を予言した小説と言われる『マリアの父親』(第四回「小説すばる新人賞」受賞作)の改訂版が「紙の本」で甦る。
試し読みは⇒こちらから
更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報
books
music
目次
HOME
「福島問題」の本質とは何か?
|
『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
■今すぐご注文できます
で買う
⇒立ち読み版はこちら
|
|
『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
■今すぐご注文できます
で買う
⇒立ち読み版はこちら
|