慢心事故で「全治3週間」（１）

猛暑。
一日、家の中にこもっていていいのだろうか？　やりたい録音があるのだが、そのためのギターがまだ届かないし、EWI5000が届くまでメイントラックも待っていたほうがいいかなとも思うし……。
散歩に行くにも外は暑すぎるし、近所の神社はすべてチェック済みで、かなり遠出しないと新たな神社にはたどり着けないし……。
もやもやしたまま、結局、夕方、涼風号MarkIIで出発。
日没時間を気にしながらというのと、目的地まで遠いというのがまずかった。事故の予兆はあったのだなあ。

この屋台は4年に1度くらいしかお披露目しないらしい。解説が⇒ここにあった。

去年やってしまっているらしいので、次は2017年。3年待たなければ見られないのか……。
気がつかなかったが、先日訪ねて「狛犬がいないなあ……」と引き返した石の小さな社が「本宮」で、日光街道沿いのは御仮屋なのだそうだ。

6月30日に訪れたここが「本宮」だった↑
ここから先は、ところどころクルマがばんばん走っている国道や県道を通らないといけない。
日光道を見下ろして山側に入り、秋葉神社を探す。
犬の散歩中のおじさんに訊くと、
「歩いて山に登っていくしかないよ。狛犬？　どうだんべ……」
こりゃいそうもないなと思いつつ、運動だからと登り始めたが、想像以上に難儀だった。

この後、道を一本間違えて、何にもない林道を延々上ってしまった。上り口で、今まさに立ちションしようとしている自転車乗りのおじさんを追い抜く。
挨拶しようかと思ったが、まさにナニをナニしようとしているところだったので、黙って後ろを通り過ぎた。
……で、延々登ったところで、地図にある神社への道ではないことにようやく気づく。
ほとんど頂上近かったが、Uターン。
下っていく途中、さっきの自転車おじさんとすれ違った。今度は「こんにちは～」と声をかけたが、ギョッとしたような顔をされただけだった。
しかしあのおじさんもこの坂道を登るとはずいぶんストイックだな～。

で、このへんでかなり時間が気になってきた。家から20km以上。かなり遠くまで来たので、素直に帰りたいが、来た道を戻るよりは、南下してチェックしていない神社をもう１つ２つ寄れれば……と欲を出したのがいけなかった。
この後、悲劇が……。