母子避難者である友人の中には私の知り合いだけで4人も離婚した人がいます。
やはり放射能に対する考え方の違いでずっと家族がぶつかってきた結果、選択せざるをえなかったのでしょうが、どれだけの苦しみをみんなが味わってきたのだろうかと想像します。
しかし、私はもう泣かないと決めました。
悲しみや怒りの感情は自分自身の細胞を傷つけ、負の感情は大切な家族や周りの人をも傷つけてしまいす。
何のために避難したのか、我が子を守るために避難したのだから病気になったのでは意味がない。
泣いて暮らすことよりも動くことが大事、笑って動くしかない、と苦しみぬいた時間から答えをもらいました。私が強くなれたのはある意味、この体験があったからだと思います。
だからと言って、私たちの平穏な生活を奪い、原発事故の被害を隠蔽し、子どもたちを被爆させ続ける国と東電に対して許すことはできません。
人として間違った道を歩む国と東電に対して、大人が言わなければ誰が言うのでしょうか?
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