＜embed＞タグ　と　＜audio＞　タグ

htmlに音を埋め込んだり、自動再生させたいとき、昔は＜bgsound＞というInternet Explorerにしか使えないタグがあった。Internet Explorerでしか再生されないから、ChromeやFirefox、Safariなどがどんどんメジャーになってきた今、これは使いたくない。
で、＜embed＞というタグを使ってプレイヤーを埋め込む方法がずっと一般的だった。
これも、当初はInternet Explorerが対応していなくて、html内に＜bgsound＞タグと併記してみたり、いろいろ苦労させられたが、いつからかInternet Explorerでも対応するようになった。
しかし、＜embed＞タグを５つも６つも並べるとクラッシュすることがあることが分かった。また、いちいち「実行していいですか？」と訊いてくることがあるのもスマートじゃない。

で、改めて調べてみたら、html5でできるようになった＜audio＞というタグがいいらしいと知った。しかし、対応するOSやブラウザがまちまちらしい。そこで実際にテストしてみた。上は各ブラウザでの見え方の違い。
うちの環境でテストした結果、Internet Explorer8（XPではこれが最終バージョン）だけがこのタグに対応していなかった。
XPだとInternet Explorerは8が最終形で、9以降にはバージョンアップできない。うちにXP以降のパソコンは……あ、モバイルノートがWindows7だったな。……というわけで、久々にモバイルノート（ものすごく遅い）を取りだしてWindowsUpdateをして、Internet Explorerを最新版の10にバージョンアップしてテストしてみたところ、これはちゃんと対応していた。
ネットで検索したところ、Internet Explorer9から対応したようだ。

そんなわけで、苦労の末、ewifan.com　のサイトを更新。

特に苦労したページは⇒これ

音のサンプルを並べるにあたって、基本的に＜audio＞タグで記述して、Internet Explorer8以前の人は直接リンクをクリックしてもらうという方法。