2013/08/04
プチ池
いつもの朝ご飯。納豆と味噌汁とあとなんか1品くらい。
お、さっそく昨日買った小皿だね。なるほど、この大きさ、深さ……とても使いやすそうだ。

マグカップも昨日からすでに活躍

こういうものって、広角で接写しちゃダメなのよね。形が歪むから。中望遠で撮るとちゃんと形が分かる

ミニ池は日増しにトウキョウダルマガエルが集まってきている。パッと見ただけで7匹いた

木槿が咲いた

いまいち色が好きじゃないな
しかし、なんでミニ池やチビ池は人気があるんだろう。広いオオカミ池のほうが居心地がよさそうなものなのに。
いや待てよ、ミニ池みたいなやつなら、あと10個くらいできちゃうんじゃないか? 小さいのを庭のあちこちにいっぱい作るというのもひとつの考え方だな。そうすれば蛇に襲われたとか水が腐ったとか抜けたとか、何か事故が起きたときの生存確率も上がるんじゃないだろうか。
……というわけで、チビ池2号を作ることにした。

これがミニ池2号の元

昨日、鹿沼のお化け屋敷の帰りにビバホームで買ってきたプランターの穴をシーラントで埋めて……

今回買ったプランターは穴がいっぱいあったので不安。そこで念のためにビニールを中に敷くことにした

これで安心

水の浄化を助けるため?100円ショップで買った靴用の脱臭竹炭を入れる

効果があるかどうか分からないが、カッターで切れ目を入れておく

この状態で埋める穴を掘って、穴の大きさと深さを調整

土を埋めて完成

遠目にはこんな感じ。この規模ならあと何個でも造れるね
ところで、ミニ池に集まってきた小さめのトウキョウダルマガエルの数が今日は異様に多いと思っていたら、玄関前のU字溝で小さなトウキョウダルマガエルがいっぱいピョコピョコ跳ねている。垂直の壁をなかなか登れないようだ。まあ、大丈夫だろうとは思うが、何匹かひょいひょいと網で掬い上げて地上に放した。
なんでこんなにいっぱい……と考えたら、今朝、隣の田んぼでラジコンヘリによる農薬空中散布をしていたことを思い出した。その影響で隣の田んぼからカエルが大量に逃げ出してきたのかもしれない。
農薬空中散布といえば、宇宙飛行士の秋山豊寛さんを思い出す。
彼は田村市(旧滝根町)の山沿いの土地を町長に斡旋してもらい、そこで椎茸農家を始めていた。
有名人なので、地元の天文観測所の名誉所長に任命されたり、最初の頃は珍しがって近所の人たちがよく訪ねてきたそうだが、あるときからパタッとそれが止まった。
そのきっかけが農薬空中散布だったそうだ。
空中散布にはなぜか補助金が出るらしい。それが必要かどうかは分からないが、町としては「やって当然」という感じで補助金を受け取りたい。
しかし、秋山さんは頑としてそれに反対した。それがきっかけで、町の人たちが寄りつかなくなったと言うのだ。
「うっとうしかったから、清々した」と言っていたが、近所に住んでいて同じようなことはいっぱい見聞きし、経験もしている僕には、その状況はよく分かった。
彼は1Fが爆発して放射能をばらまいた後、群馬の鬼石町に避難し、そこから今は京都に引っ越して農業を続けている。
田村市は川内村同様に、汚染の被害は薄いほうだったが、さすがに椎茸は厳しいだろう。ちょっとでも疑問を抱きながらあそこで椎茸農家を続けるのは彼の性分からしてありえないだろうし、その前から隣の滝根小白井ウィンドファーム建設でうんざりしていたときだったので、すっぱり踏ん切りがついたのではないだろうか。
秋山さんもそうだが、阿武隈で知己を得た人たちの多くは散り散りになってしまった。
一度は夢想した「阿武隈梁山泊」構想もあっけなく消えた。
それを思うと、今、こうしてプランターを使ってちっちゃな池を造っている生活も、なんだかなあ……なのだが、所詮、僕にはこの程度のことが似合っていたのかもしれない。
↑なぜか今日は数十匹も……
U字溝に落ちて?いたカエル。ひょいひょいと捕まえて、まとめて放した。大きければ簡単にジャンプして出られるのだが、小さいやつだとなかなかU字溝から出られない。それでも、トウキョウダルマガエルは運動能力が優れているからいいのだが、ツチガエルなどはかなり厳しい。
致命的なのはヒキガエルの小さいやつ。吸盤がないし、ジャンプも苦手なので、U字溝などに落ちたら最後、まったく出られなくなる。
イモリの子もそう。舗装された林道の脇で、10cmの垂直壁を登れずに大量死しているイモリの子の死骸を、川内村では何度も見た。
……あ、そうそう。チビ池2号は、プチ池と命名。
3号、4号……と作っていくと、もう名前がないな。
♪♪
↑今日の一曲
『So Far Away』(たくき よしみつ・歌)
(クリックした先で試聴できます)

のぼみ~日記の写真は主にオリンパスXZ-10で、他にフジフィルムXF1、X-S1 でも撮っています
更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報
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