2013/06/12
変態第一号
「ヤギ」という名前の颱風が近づいているというが、上陸はしないらしい。湿度が高くて気持ちが悪いのか、のぼるもみ~も廊下の上にべちゃ~っと寝ている。

写真を撮っていたら気配に気づいてみ~もやってきた。でも寝起きなのでこんな顔
オオカミ池のチェック。
……ん? ……あれ???

これは、変態直後のミニカエルではないか! 突然だなあ。ついにオオカミ池からカエルが誕生の瞬間

ニホンアカガエルかな

他の常連組と違って、すごく警戒心が強く、こちらの動きを察知してすぐに水の中へ
このところ水が濁っていて、オタマの姿が見えないのでずっと心配していた。
底のほうに沈んでいるらしい。たまに水面に上がってきてはまたすぐに潜っていくのは確認できるのだが、数がずいぶん減っているように思う。
水質が悪くて死んでしまったのかとも思ったが、メダカはものすごいスピードで泳ぎ回っていて元気だし、水が悪いということはなさそうだ。酸素が足りないわけでもないだろう。酸素不足ならみんな水面に浮いてくるはずだから。
でも、とにかくこうして最初のカエルを見ることができてほっとした。
あと何日かすると続々と上陸するのだろうか。
尻尾を少し残した、変態直後のカエルは結局、その後は姿を現さなかった。阿武隈の池で育ったアカガエルはもっとのんびりしていたがなあ。
それにしても、今年の春にこのへんで産みつけられたアカガエルの卵がどのくらいあって、そのうちどれくらいがカエルにまで育ったのだろうか。確率はゼロに近いだろう。
夕方遅く、復活の沢の点検に。
下流側の最後まで草刈りがされていた。誰かな? 渡辺さんかな?
下流側に歩いて行くと、途中、ものすごい数のアマガエルが足下でぴょんぴょん跳びはねた。踏みそうで怖い。
田んぼに水が入ってから産みつけられた卵から成長した子たちだろう。ここの田んぼの田植えは連休中だったから、ひと月ちょっとでカエルになったことになる。アマガエルは成長が早い。だから生き残れるのだな。
田んぼに水が入ってから産卵して、水が抜かれるまでには変態完了で陸に上がる。
対して、アカガエルは3月くらいから産卵しているはずなのだが、オオカミ池ではまだオタマのまま。アマガエルの倍くらい時間がかかる感じだ。
ツチガエルの産卵はこれからだろう。下手するとオタマになる前に水を抜かれるかもしれない。絶滅危惧種になるわけだ。

昨日見たときより倍くらいに伸びている竹

沢のそばには変態したばかりの小さなアマガエルがいっぱい
のぼみ~日記の写真はオリンパスXZ-10で撮っています
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